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逸ノ城6連勝、平幕唯一の勝ちっ放し「身体が動く」

3/15(金) 20:41配信

産経新聞

 15日の大相撲春場所で、逸ノ城が遠藤を破った。

 幕内最重量226キロ、逸ノ城の身体はそう簡単に動かない。遠藤の突き押しに一向に下がる気配がなかった。なんとか前に出ようとする相手の頭を上から押しつぶすようにはたき込み、土俵上で仁王立ちした。平幕唯一の6連勝にも、満足感は「まだない」。不気味な存在感を漂わせている。

 今場所は、両まわしを引いて前に出る理想の相撲こそ見られないが、強烈なはたきや豪快な投げなど、危なげない取り口が続いている。本人も「身体が動いている。集中している」と調子の良さを自覚している。

 心身充実に一役買っているのが宿舎の移転だ。今年から逸ノ城の湊部屋は閉校になった元小学校の校舎を利用している。教室を個室として与えられている逸ノ城は「広いし、天井は高い。(母校の)鳥取城北高を思い出す。快適でありがたい」。心にゆとりをもって今場所に臨めている。

 白星を並べる弟子に対し、師匠の湊親方(元幕内湊富士)は「まだ苦手なのと当たっていない。貴景勝、妙義龍、玉鷲、この辺だね」と冷静だ。7日目以降を見据え「一つ負けると考えちゃう。気持ちでしょうね」と精神面を課題に挙げた。

 25歳の元関脇。番付を上がってきたころは「怪物」ともてはやされたが、もたついているうちに貴景勝ら若手が台頭してきた。自分もという思いがあるか-と報道陣に問われると、「ありますよ、やっぱり」。今場所はその意地を見せる絶好機だ。(浜田慎太郎)

最終更新:3/15(金) 20:41
産経新聞

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