ここから本文です

ビジネスサミット20閉幕 データ流動性など首相へ提言

3/15(金) 21:48配信

産経新聞

 6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に向け、14日から開かれていた経済界のビジネスサミット(B20)が15日、東京都千代田区の経団連国際会議場で閉幕した。国境を越えた自由なデータ活用やデジタル課税のための政策枠組みの整備、貿易・投資の国際ルールの公平な競争環境の確保などについて討議。G20での議論を求める「B20東京サミット共同提言」を取りまとめ、G20議長の安倍晋三首相に手渡した。

 安倍首相は提言を受け、「G20は課題を共有して集っている。共通点を探り、産業界とも力を合わせて大阪サミット成功させたい」と決意を語った。

 デジタル革新に伴うデータ活用に関しては、茂木敏充経済再生担当相が「一部の国に限定したり、企業が独占してデータ活用が阻害されてはいけない。日本は産業データなどを国境を越えて流動させていく」と強調した。

 これを受けた討議では、モバイル決済サービスを提供する中国アリババグループ関連会社のエリック・ジン会長兼CEO(最高経営責任者)らが出席。同CEOは「ヒマラヤ山脈の麓でも金融サービスが使える。デジタル革新はリスクだけではない」などと語った。

 閉幕後、経団連の中西宏明会長は記者団に対し、「コンセプトと方向性を出して問題を共有でき、創造的な議論ができた」と成果を語った。

最終更新:3/15(金) 21:48
産経新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事