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米FDA、サプリ規制強化に向け声明 CRNは評価、CBDで検討要請も

3/15(金) 18:56配信

健康産業新聞

米国FDA(食品医薬品局)は先月11日、ダイエタリーサプリメントの規制強化に向けた新たな取り組みに関するスコット・ゴットリーブ長官の声明を発表した。拡大するサプリメント市場において不適切な商品や表示が見られるとして、監視方法を近代化するとしている。業界団体のCRNは即日、この声明を評価すると発表した。声明では、米国消費者4 人のうち3 人が定期的にサプリを摂取していることを指摘。医師でもあるゴットリーブ長官は、サプリメントが生活の中で重要な役割を果たしているのは明らかであるとした。また産業規模に言及。1994年の栄養補助食品健康教育法(DSHEA)の可決から25年が経過し、市場は大きく成長、製品数は8 万を超え、かつて40億ドルだった市場は400億ドル以上の価値のある産業になっているとした。サプリメント人気が高まる一方で、危険な製品や誤解を招く表示が見られることに言及。「安全性の確保」など優先事項に挙げ、有害な製品から消費者を守るとした。第一段階のステップとして、危険なサプリメント情報を迅速に共有できるツールを開発する。このほか、新規食品成分(NDI)のコンプライアンスポリシーの更新、産業界との連携、公衆衛生を守るための対応―― を挙げた。取り組みの一環として同日、アルツハイマー病に効果があるかのように宣伝していた企業に対し警告を発信したと発表した。
業界団体の米CRN(The Council forResponsible Nutrition)はゴッドリーブ長官の声明を受けて同日、製品監視を近代化することを評価すると発表。その一方でFDAに対し、DSHEA以前の食品成分の承認済みリストの明確化、最終的なNDIガイダンスの公表、輸出時の証明書発行、大麻由来カンナビジオール(CBD)を食品・サプリメントとして販売するための合法的道筋の明確化―― の検討を求めた。

最終更新:3/15(金) 18:56
健康産業新聞

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