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「NHK契約」カーナビも? 最高裁「ワンセグ付携帯も契約義務」 各社の対応は?

3/15(金) 7:10配信

くるまのニュース

カーナビのNHK受信契約問題

 度々、問題となる「NHKの受信契約問題」。かねてからワンセグ機能が付いている携帯電話やカーナビの所有を理由にNHKと受信契約を結ぶ義務があるかが争われていました。

さまざまなカーナビを画像でチェック!

 今回、2019年3月12日付で「ワンセグ機能が付いた携帯電話にも契約義務を負う」というNHK側の主張が最高裁判所にて認められる判決が出されたのです。

 今回の判決では、「カーナビ」に対しての内容は出ていませんが、NHKのホームページ上では、「すでに持っているテレビなどの受信機で、受信料を支払っている場合は、クルマにカーナビや受信装置があっても、別に契約する必要はない」と記載されています。

 最近では、自宅にテレビを持っていない人も増えてきていますが、その場合はどうなるのでしょうか。NHKの受信契約窓口に問い合わせると次にように説明されました。

「世帯ごとに受信契約をするため、すでに自宅のテレビで契約している場合は、クルマのカーナビなどにおいて改めて契約する必要はありません。しかし、ほかで受信契約をしていない場合はカーナビなどでも受信契約をしていただかなくてはなりません」

※ ※ ※

 最近のカーナビでは「地デジ(ワンセグ・フルセグ)」が基本機能として備わっています。今回の判決を受けて、インターネット上ではカーナビの受信契約に対する不安が広がっているのです。

 カーナビの「地デジ(ワンセグ・フルセグ)」機能について、大手カーナビメーカーは次のように説明しています。

「いまのカーナビは、ほとんどの商品で『地デジ(ワンセグ・フルセグ)』が付いています。ユーザーからするとあたり前の機能なのです。今回の判決に関してコメントは差し控えますが、実際に『地デジ(ワンセグ・フルセグ)』を外すということが難しいため、今後の製品に関しては慎重に対応を検討してまいります」

自動車メーカーの純正ナビはどうなる?

 クルマにカーナビを装着する際、新車購入時であれば純正オプション品の「カーナビ」をつけることが多いですが、その場合はどのような対応ができるのでしょうか。

 クルマの純正オプションには、基本的にメーカーオプションと呼ばれる工場出荷時に装着するものとディーラーオプションの販売店で装着するものの2つが存在します。

 カーナビに関しては、その両者が存在します。メーカーオプションの場合、自動車メーカー独自の規格やシステムを使ったオリジナル用品。一方、ディーラーオプションは、大手カーナビメーカーがその自動車メーカー(車種)向けに開発した専用カーナビ、という違いがあるのです。

 純正カーナビを展開する大手自動車メーカーは、「地デジ(ワンセグ・フルセグ)」機能について次のように話します。

「メーカーオプションのカーナビは、基本的に「地デジ(ワンセグ・フルセグ)」機能の有無を選択することができます。たとえば『CD/DVDプレーヤー+地デジ(フルセグ)』などです。現状でテレビを見たくないというお客様には、この選択時に地デジを付けないことでテレビ機能は無くなります」

※ ※ ※

 会社などの事業所では、個人と違い「地デジ(ワンセグ・フルセグ)」機能が付いているカーナビなどを設置しているクルマごとに受信契約が必要です。

 住居以外の事業所などに設置するテレビ(受信機)は、受信規約第2条第4項の『部屋、自動車またはこれらに準ずるもの』に当てはまり設置場所ごとに受信契約が必要となります。

 今回の判決は、個人においてすでに自宅のテレビなどで受信契約をしていれば問題ないといえそうです。

くるまのニュース編集部

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