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AppleがSiriの評判を気にしてるらしいけど、正直いろいろダメ

3/15(金) 8:11配信

ギズモード・ジャパン

文脈理解もGoogleにかなわず

テキストメッセージといえば、米Gizの編集者にテキストメッセージで「あなたってクールだね」と送ろうとしたときのことです。「ヘイSiri、Marioに、彼はクールだねとテキストを送って」と言うとSiriは「どの人?」と聞き返し、MarieとかMariaとか微妙に似たような名前の人が混在するリストを出してきました。さらにメッセージの理解も足りてなくて、私が言った言葉通り「彼はクールだね」というテキストメッセージを書いてくれたんです。私はMarioに、「彼」じゃなくて「あなたはクールだね」と言いたかったんです。

まあそんなの知るかよっていう理屈もわかるんですが、音声アシスタントの理解力に合わせてメッセージを考えなきゃいけないんだとしたら、便利なはずのアシスタントがかえって不便です。Alexaもこの点はダメなんですが、Google Assistantはさすがに自然言語処理能力がハンパじゃないです。Google Assistantにまったく同じことを言ったら、「あなたはクールだね」っていうメッセージがちゃんとできてました。宛先の理解もまったく問題ありませんでした。

こんなの重箱の隅みたいに思われるかもしれませんが、クエリを何回も聞き直したり、言葉遣いを考え直したりするめんどくささはチリも積もればで溜まっていきます。他の音声アシスタントではやらなくていい作業だとしたら、負担感はなおさらです。

他にもいろいろとひどい

最後に、Siriを使おうとしても動作自体しないことが半分くらいあります。最近私はiPhone XS Maxにアップグレードしたんですが、「ヘイSiri」コマンドを有効にする設定をしながらつい笑ってしまいました。だって今まで、Siriに厳しすぎたんじゃないかと思ったんです。でもその後、この記事を書くためにiPhone XS Max上のSiriに質問したとき、Siriは10回くらいクラッシュしました。こういう事案が起こるのは私だけじゃありません。検索してみると、Siriがいかにひどいか、あらゆる人があらゆる側面から無数のページで語っています。

いつかこの、Appleが今採用しようとしているアナリストさんがSiriをちゃんと役立つ存在に育ててくれるのかもしれません。でもそれまでは、Google AssistantにリダイレクトするSiriのショートカットを使おうと思います。

以上、Song記者でした。 以下は訳者の私見ですが、Siriの精度とか挙動とか以上に心配なのは、この求人情報にある通り、ネットの顔色をうかがってるような自信なさげなAppleの雰囲気です。Appleは市場調査をしないとか、してるとか言われてきてますが、調査=自信のなさの現れってわけじゃないとは思います。ただ、Apple自身がSiriをどこまでどうしたいのかがいまいち見えない中で無数にある評判をかき集めても、余計わからなくなっちゃうんじゃないかと勝手に気をもんでおります。アナリストさんは難題を負うことになりそうですが、がんばってひらめいてほしいです。

Source: Apple via VentureBeat

Victoria Song - Gizmodo US [原文] ( 福田ミホ )

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