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奥田交番襲撃事件 あす起訴 独自 鑑定留置中の容疑者捉える/富山

3/15(金) 0:07配信

チューリップテレビ

 去年6月、富山市の奥田交番が襲撃された事件で、富山地検が、15日、容疑者の男を強盗殺人などの罪で起訴することが、捜査関係者への取材でわかりました。
 チューリップテレビは、鑑定留置中の男を独自に撮影しました。

 富山市内の病院に到着した1台の福祉車両。
 車両の後ろ側から車いすで降りてきたのは、黒いニット帽にフードをかぶり、マスクをした男。
 強盗殺人などの疑いで逮捕、送検された立山町の元自衛官、島津慧大容疑者(22)です。
 去年12月、鑑定留置中に富山市内の病院を訪れた姿を、チューリップテレビのカメラが捉えました。
 島津容疑者は、去年6月、富山市の奥田交番で男性警察官(46)を刃物で殺害し、奪った拳銃で奥田小学校の男性警備員(68)を殺害した疑いが持たれています。
 富山地検は、島津容疑者の刑事責任能力の有無を調べるため、今月11日まで4か月間にわたる鑑定留置を実施してきました。
 捜査関係者によると、島津容疑者は、逮捕時に警察官から発砲を受けて脊髄を損傷し、下半身が不自由な状態が続いているということです。
 逮捕からおよそ半年が経ったこの日も自力で歩く様子はなく、福祉車両の車いすから病院の車いすに乗り移るまで、関係者に数人がかりで抱きかかえられていました。
 よく見ると、抱き抱える際の声かけにうなずく姿も。
 また、ほかの患者に容疑者と気づかれないようにするためか、顔は帽子やマスクで隠され、逮捕時や送検時にかけていた『めがね』もしていませんでした。
 毛布で隠されていますが、両手には手錠がされているとみられます。
 病院内では専門医の診断や精密検査などが行われたとみられ、島津容疑者はおよそ3時間半にわたって病院に滞在したあと、午後5時すぎ、拘置施設がある富山刑務所へ戻っていきました。
 捜査関係者によるとこの日のほかにも専門医による診断が複数回行われ、富山地検は、鑑定結果から島津容疑者に刑事責任能力を問えると判断したということです。
 富山地検は、勾留期限となる15日、強盗殺人などの罪で島津容疑者を起訴する方針です。

チューリップテレビ

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