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円山応挙、横山大観ら71作家 優品ずらり 岡山県立美術館「江戸の奇跡・明治の輝き 日本絵画の200年」展

3/15(金) 14:10配信

山陽新聞デジタル

 個性豊かな画家たちが活躍した江戸中期から明治までの絵画史をたどる特別展「江戸の奇跡・明治の輝き 日本絵画の200年」が15日、岡山市北区天神町の県立美術館で開幕した。伊藤若冲(じゃくちゅう)や円山応挙、横山大観ら時代を代表するスターたちの優品がそろうとあって、待ちわびた美術ファンらが次々訪れ、日本の美の精華を楽しんだ。

 一般公開を前に開会式があり、主催する伊原木隆太岡山県知事、松田正己山陽新聞社社長が「一点一点全てが見どころ。平成最後を飾るにふさわしい充実した展示を楽しんでほしい」などとあいさつ。特別協賛した浅野産業の浅野益弘社長ら5人でテープカットした。

 会場には時代に沿って71作家の185件が並ぶ。入場者は、白いアジサイとニワトリを驚異的な密度で描いた若冲の「紫陽花白鶏図」、ツルの群れが立体的に飛び出して見える長沢芦雪(ろせつ)の「富士越鶴図」など、江戸の画家たちの独創的な構図や色彩を堪能。西洋画のドラマチックな陰影を取り入れた狩野一信の「五百羅漢図」、抽象画を思わせる明治の巨匠・横山大観の「瀑布四題」―と、絵画の変遷に見入っていた。

 岡山市南区、パート従業員女性(68)は「若冲作品の迫力に圧倒された。1日で見てしまうのがもったいないほどの逸品ばかりで、また来たい」と話していた。

 同展は山陽新聞創刊140周年、県立美術館開館30周年を記念し開催。4月21日まで(3月25日、4月1、8、15日休館)。午前9時~午後5時(3月29日は午後7時閉館)。一般1300円、65歳以上1100円、高校・大学生800円、中学生以下無料。

最終更新:3/15(金) 14:10
山陽新聞デジタル

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