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昨年秋からピエール瀧容疑者のコカイン使用を内偵捜査…少数精鋭“マトリ”の捜査力を徹底解説

3/15(金) 19:46配信

FNN PRIME

“マトリ”とは何者? その姿に迫る

ピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されてから3日。

3月15日も、瀧容疑者の所属するテクノユニット「電気グルーヴ」の“紅白内定”の取り消しや、瀧容疑者の似顔絵入りマンホール蓋の撤去など報道がされており、多彩な活躍をしていただけに、各方面への影響が広がり続けている。

【画像】拳銃の携帯も可 “マトリ”が持つ特別権限

瀧容疑者がいつからコカインに手を染め始めたのかは明らかになっていないが、厚生労働省の麻薬取締部・通称“マトリ”は、去年秋ごろから瀧容疑者の内偵捜査に乗り出したという。

「直撃LIVEグッディ!」では、スタジオに元厚生労働省麻薬取締官の高濱良次さんをお招きし、薬物捜査のプロ集団の捜査手法について徹底解説していただいた。


木下康太郎フィールドキャスター:
まず“マトリ”について基本的な特徴を説明します。

・“マトリ”とは、厚労省麻薬取締部とそこに所属する麻薬取締官のこと
・全体の75%が薬剤師の資格を持っている
・司法警察職員として逮捕する権限を持っている
・拳銃の携帯も可
・おとり捜査として売人から薬物を買うことができる、麻薬取締部のみに許された権利もある
・おとり捜査のために、髪形や服装は自由


木下康太郎:
驚きなのが、この“マトリ”は全国におよそ300人しかいない、少数精鋭集団なんです。たくさんの権利を持っていますが、人数は少ないんですね。

高濱良次氏(元厚生労働省麻薬取締官):
“マトリ”は、アメリカにあるDEAという麻薬取締局をモデルにして、米軍が戦後、日本につくった組織なんです。もともとは国家警察だったんですが、薬の認可をする関係上、厚生省に置かれました。
我々は独自の捜査をするので、昔は警察と仲が悪く、現場で被疑者の取り合いなどケンカに発展することもありました。今は薬物犯罪が収束を見ないということで、時には一緒に本部を作って合同捜査をします。

安藤優子:
かつてはライバル同士だったのが、今は手を組んで、薬物撲滅に向けて動いているんですね。

高濱良次氏:
こういう組織(麻薬取締部)は権限を持っているし、警察は機動力と人数がありますので、それを合体させると強力な力になります。


高濱さんによると、“マトリ”の捜査は大きく3つに分かれているという。

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最終更新:3/15(金) 19:46
FNN PRIME

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