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ミランが最後にセリエAを制したのは? 一強体制前最後の王者となった“やんちゃ集団”を回顧

3/15(金) 19:02配信

GOAL

17日にセリエA第28節、ミランvsインテルのミラノ・ダービーが開催される。ここ数年に中位に低迷したこともあった両名門だが、今回のダービーは3位と4位という上位で相まみえることになっている。『Goal』では、復権への道を進む両クラブの前回セリエA優勝時のチームをダービー前に振り返る。今回は、セリエAを最後に制したのが2010-11シーズンとなるミラン編だ。

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“一強体制”前最後の王者

セリエAの覇者と聞けば、今ではユヴェントスと答える人がほとんどだろう。史上初の7連覇を達成し、今季も2位ナポリに18ポイント差をつけ、優勝は間違いない。そんな“一強体制”が始まる前、最後に栄冠を手にしたのがミランだ。

当時率いていたのは、マッシミリアーノ・アッレグリ。そう、ユヴェントスに今も続く栄光の時代をもたらしている男だ。2001年から続いたカルロ・アンチェロッティ体制が2009年に終了し、翌シーズンは現幹部でもあるレオナルドが指揮を執ったが、インテル、ローマの後塵を拝し、3位に甘んじた。2003-04シーズン以降優勝がないこと、そして最大のライバルであるインテルの5連覇を許せなかった当時のシルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、何としても復権を果たすために連れてきたのがビッグクラブ経験がないアッレグリだった。

王座奪還を本気で目指すベルルスコーニは、移籍市場でも活発だった。まず、バルセロナでペップ・グアルディオラとの関係が破綻していたズラタン・イブラヒモヴィッチをローンで獲得。さらにマンチェスター・シティからロビーニョ、後に主力となるケヴィン=プリンス・ボアテングやアントニオ・カッサーノ、冬の移籍市場ではファン・ボメルをフリーで獲得するなど、盟友アドリアーノ・ガッリアーニ(当時副会長)とともに多くの選手を引き入れた。そして、彼らの補強策はいきなり実を結ぶことになる。

大きな目標を掲げて臨んだシーズン。開幕戦(vsレッチェ)は4-0で制し、続く3試合で勝利がなかったものの、その後9連勝。第12節ではインテルを1-0で下した。第11節からは一度も首位の座を明け渡すことなく、最終的に5連覇中の王者インテルに6ポイント差をつけて栄冠を手にしている。失点数はリーグ最少の「24」と、当時無名だったチアゴ・シウバらの成長を促しつつ、堅固な守備を築いたことが優勝につながっている。なお、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメント1回戦でトッテナム相手に2戦合計0-1で敗退。コッパ・イタリアでは準決勝でパレルモを前に2戦合計3-4で姿を消している。

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最終更新:3/15(金) 19:55
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