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平野歩夢が冬夏五輪挑戦へ最初の関門 日本OP出場

3/15(金) 20:03配信

日刊スポーツ

冬季オリンピック(五輪)スノーボード銀メダリストの平野歩夢(20=木下グループ)が、冬夏五輪挑戦へのスタートを切る。

【写真】平野の父がつくったジャンプ台

平野は16日に行われるスケートボード・パークの日本オープン(神奈川・鵠沼海浜公園)に出場。日本ローラースポーツ連盟の強化指定選手選考会を経て、東京五輪出場を目指す。

平野は15日、試合会場となる鵠沼海浜公園スケートパークで練習。昨年のアジア大会で金メダルを獲得した笹岡健介(20)らトップ選手が見つめる中、会場に慣れるためにレールトリックなどを繰り返した。

スケートボードの出場枠はストリートとパークの2種目とも男女各20人。1カ国最大3人の出場権をつかむには、国際競技団体であるワールドスケートが設定する五輪ランキングで上位に入ることが必要になる。ランキングを決めるポイントを稼ぐには世界選手権など世界大会(詳細は未定)に出なければならない。

世界大会の派遣選手を決めるのが、日本オープンと5月に新潟・村上市で行われる日本選手権。2大会の総合成績で上位3人に入り強化指定を受けなければ、五輪出場への道は閉ざされる。つまり、今大会が冬夏五輪出場のための最初の関門になるわけだ。

スノーボードを始めた4歳の時に、同時にスケートボードも始めた平野。かつてはスケートボードの大会にも出場した経験があり、最近もオフシーズンなどはスノーボードの練習としてスケートボードにも取り組んできた。昨年11月に「東京五輪でやるのに、スルーするわけにはいかない」と挑戦を表明したのも、自然の流れだった。

もっとも、両足をボードに固定して雪の上を滑るスノーボードと、足を固定せずにコンクリートのコースを滑るスケートボードは似ているようで別の競技。父英功氏も「簡単な挑戦ではない」と話す。それでも、天性の感覚は抜群。国内第一人者の笹岡も「やっぱり(ボードに)乗るのはうまいですね」と評した。

大会が行われる鵠沼海浜公園の「くげぬまコンビプール」は昨年11月に完成したばかり。関東初の本格的なパーク種目ができるスケート場で、これが初の競技会開催になる。昨年世界選手権14位の笹岡や同27位でストリートとの両種目出場を目指す池田大亮(18)らの代表争いに、冬夏五輪出場を狙う平野が挑む。

最終更新:3/16(土) 22:53
日刊スポーツ

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