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イチローが来た!7年ぶり凱旋試合、得意の東京ドームで不振ぶっ飛ばす

3/16(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 米大リーグ、マリナーズが15日、アスレチックスと対戦する開幕2連戦(20、21日=東京ドーム)に備え、羽田空港着のチャーター機で来日した。イチロー外野手(45)も帰国。オープン戦は打率・080と苦しんだが、巨人とのプレシーズンゲーム(17、18日=同)では“定位置”の「1番・右翼」で先発する可能性がある。メジャー1年目で、21日に登板予定の菊池雄星投手(27)も帰国し、ア軍も別便で来日した。

 約300人のファンが待ち受けた羽田空港。ニット帽を深くかぶり、白いTシャツにジャケット姿の“真打ち”イチローが登場すると「お帰りなさい!」の声が飛んだ。

 2012年の開幕戦以来、7年ぶりの凱旋(がいせん)。日本上陸に合わせ、大リーグ公式サイトは「東京ドームはイチローに揺れ動くことになる」と記した。ただ、無数のフラッシュがたかれる中、関係者に付き添われ、同僚とは別のルートで姿を消したイチローは終始うつむき気味。その表情が示すように、置かれた状況は厳しい。

 「(公式戦に)出られる状態にしたいね、早くね」

 2打席連続三振に倒れた13日(日本時間14日)のジャイアンツ戦後、イチローはこう口にした。これで18打席連続無安打。オープン戦を打率・080(25打数2安打)で終了と寂しい数字だが、開幕戦の会場は母国・日本の東京ドーム。過去に何度も、背番号51を輝かせてきた舞台だ。12年の開幕戦では5打数4安打と大暴れした。

 周囲も、日米通算4367安打のレジェンドの復活に期待をかける。サービス監督はその起用法について、13日(同14日)に「プランがある。ふさわしい舞台を用意する」と明かした。同じ東京ドームで17、18日に開催される巨人とのプレシーズンゲームでは、全盛期の“定位置”だった「1番・右翼」で先発出場する可能性がある。

 米球界19年目の今キャンプは初めてマイナー契約の招待選手で迎えたが、日本での開幕戦に備えてメジャー枠入り。ただ、通常の25人から28人にメジャー登録枠が増えている2試合を終えた後の立場は、確約されていない。「50歳まで」などと目標を明かす現役続行のためには、凱旋試合で結果がほしいところだ。

 迎える東京ドームはこの日、人工芝を14年以来、5年ぶりに全面リニューアルしたと発表。17日が使用開始日となる。「フィールドターフ」と呼ばれる人工芝で、「初代」「改良型」「進化型」に続き、今回は「高耐久型」と名付けられた。「進化」を続けてきた野球選手、イチロー。45歳の春、「高耐久」であることも示す。

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