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伝説の麻薬Gメンが指摘 ピエール瀧容疑者コカイン常習の“証拠”

3/16(土) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が麻薬取締法違反(コカイン使用)で逮捕された事件。大河ドラマ「いだてん」をはじめ、瀧容疑者が出演するドラマ、映画、ラジオ、CMの関係者は対応に追われ、芸能界は激震に見舞われている。

 瀧容疑者を逮捕したのは「麻取(マトリ)」と呼ばれる厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部。同部の元捜査第1課長で、80年1月、日本公演のため来日したポール・マッカートニーを大麻取締法違反(所持)で現行犯逮捕した“伝説の麻薬Gメン”小林潔氏(76)は、今回の逮捕の背景についてこう話す。

「相当、確度の高い情報を得て内偵を続けていたことは間違いない。マトリにはガセネタも大量に入ってきますからね。逮捕当日の12日は、午後6時にガサ入れしたが、吸引に使用したとみられる韓国紙幣は押収したがブツは出なかった。任意同行を求めた上、8時すぎに尿検査で陽性反応が出て、11時すぎに緊急逮捕。コカインは代謝時間が非常に短いので、簡易キットだと使用後1日経過してしまうと、まず陽性が出ない。5~6時間が限界です。ですから局に鑑定官を待機させておいて、瀧容疑者の自宅で尿を採取した可能性があります。相手は有名人ですから『陰性だったからお帰りください』では済まされませんからね」

 内偵は秋から続いており、瀧容疑者は調べに対し「逮捕の数日前にコカインを使用した」と供述しているという。現在、常習性や入手経路などに関しては捜査が続いているが、「(彼のこれまでの活動を紹介する)テレビの映像を見た限りですが」と前置きした上で、小林氏はこう話す。

「彼がマイクを持って舞台で挨拶しているときに額にビッシリと汗をかいているのが気になりました。薬物中毒者は汗っかきになるケースがありますからね。芸能人ですからトークではごまかせても、体はウソをつけません。薬物は依存症、病気ですから。入手経路に関しては、彼はライブなどでヨーロッパのほうに接点があるようですが、まだ分かりません」

 ハリウッド俳優の使用が報じられることもあり、入手困難で高額のため“セレブ・ドラッグ”などといわれることもあるコカイン。覚醒剤に比べ、効果は30~40分の短時間しか持続しないが、依存度が極めて高く、乱用すると幻聴や幻覚を引き起こす。効果が切れると錯乱状態に陥ることもあるという。瀧容疑者は時折、ドイツに出かけて違法薬物を摂取していたとの報道もある。

「ダメ。ゼッタイ。」の禁を破った瀧容疑者は、多大な賠償だけでなく、今後、地獄を見ることになる――。

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