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中古オフィス用品の再利用促進 トライシクルが売買サイト立ち上げ

3/16(土) 7:15配信

SankeiBiz

 廃棄物処理業を手掛ける東港金属(東京都大田区)のグループ会社、トライシクル(同品川区)は、BtoB(法人向け)に特化した中古のオフィス家具や機械などの売買をマッチングするサイト「ReSACO(リサコ)」を立ち上げた。法人間の直接取引で、リユース(再利用)やリサイクルなどの市場を活発にして資源の有効活用を促す。サイトを利用するためのスマートフォン用アプリは、初年度80万ダウンロード、5年後には250万ダウンロードを計画している。

 同サイトは、不要品を売りたい事業者と買いたい事業者をマッチングする。売り手はスマホのアプリで写真を撮るだけで、人工知能(AI)が参考価格を算出する。出品物のカテゴリー名やタグ付けも自動化されているので簡単に出品できる。

 売り手・買い手双方に安心・安全な取引にするため、決済はトライシクルを経由する。買い手が商品を確認した後に、売り手に入金される仕組みだ。

 買い手がつかなかった場合は、産業廃棄物として処分する手続きを簡単に行える。当初は東京23区内を対象とするが、順次エリアを拡大していく。

 ITに不慣れな人向けに相談窓口を設けて丁寧にサポートするとともに、品質トラブルに関しては東港金属での経験を生かした仲裁案を提案する。トライシクルは、販売価格の12%を売り手から手数料として受け取る。

 東港金属は、事業所から出される事務用機器などが十分使えるにもかかわらず廃棄されていることから、資源を有効活用しようとマッチングプラットフォームを運営する会社としてトライシクルを立ち上げた。特にリサイクルより効率的な、再利用や修理の市場活性化を図る。

 トライシクルによると、国内の設備投資額と比べてBtoBの中古品市場は、まだ1、2%にすぎないが、新車に対する中古車市場の規模は16%という。このため福田隆社長は、「オフィス家具、店舗用の棚、工場備品などの中古市場は開拓の余地が十分ある」とみている。

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【会社概要】トライシクル

 ▽本社=東京都品川区南大井6-17-17 FINEビル4階

 ▽設立=2018年5月

 ▽資本金=1000万円

 ▽従業員=14人

 ▽事業内容=リユース、リサイクル、廃棄までの取引を行うプラットフォームサービス

最終更新:3/16(土) 7:15
SankeiBiz

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