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国内ではまれ、コククジラ出現 福井沖、環境良ければ滞在も

3/16(土) 11:45配信

福井新聞ONLINE

 福井県あわら市の波松海岸で3月15日、国内では珍しいコククジラが目撃された。サーファーや地域住民らが潮を吹き上げる様子に見入っていた。

 日本鯨類研究所(東京)の西脇茂利参事によると、コククジラは北太平洋沿岸に生息している。アジアを回遊する個体は珍しく、福井県内の沿岸で目撃されたのは初めてという。普段は沖合約20~30キロで過ごすことが多いが、餌を求めて浅瀬に来ることがある。

 同日午前7時半ごろから、沖合約200メートルで時折、潮を吹き上げながら東にゆっくりと移動する姿が確認された。体長は10メートル前後とみられる。奈良県から友人と訪れていた女性(45)は「突然クジラが現れて驚いた。今日は良いことがありそう」と目を丸くしていた。

 コククジラは数日前から石川県加賀市の伊切海岸で目撃されており、背中に白い傷があることから同じ個体とみられる。西脇参事は「環境が良ければしばらく滞在することもある」と話していた。

福井新聞社

最終更新:3/16(土) 11:45
福井新聞ONLINE

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