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「皐月賞でも◎」「朝日杯組よりはるかに上」記者人気バツグンの馬【スプリングS座談会】

3/16(土) 15:30配信

優馬

競馬専門紙 優馬TM(トラックマン)座談会

デスク「実績から言えば、今年のメンバーで唯一の重賞勝ち馬、しかも2勝しているファンタジストが断然の存在だと思うんだが、誰も◎がいないばかりか、無印の者までいるんだな」

加茂「4着に敗れた朝日杯FSについては、陣営も“外枠もあったし、上位の馬が前で運んでいたぶん届かなかったが、内容自体は悪くなかった”と、力負けではないことを強調してましたわ」

デスク「となると、やっぱり距離か」

加茂「1800mになってこれまで通りの脚が使えるかどうかが鍵になるんやけど“今の時期の3歳戦なら能力でカバーできるんじゃないか”とも。いずれにしろ、ここの結果次第で今後の路線も変わってくるんやないかと思います」

デスク「同じように、朝日杯2着のクリノガウディーにも◎が付いていないんだよな」

目黒「前走後はシンザン記念を目標にしながら、直前にアクシデントがあって放牧へ出されていましたが“調教へ向かう地下馬道でコケて、捻挫というか筋肉痛のような症状が出たので放牧へ。やれば時計が出る馬だし、動き自体は悪くないと思うけど、ジョッキーの感触とも照らし合わせると、何とか間に合ったかな、という印象だね”と、藤沢則師も控えめでしたね」

デスク「1800mの東スポ杯で敗れているという点でも、不安なんだろうか」

目黒「それについては“ガツンと噛んで引っ掛かるタイプではないけど、東京の時は輸送もあってテンションが高かった。2度目の関東圏への遠征だから、慣れも見込めるし、コーナー毎に息を入れて走れるんじゃないかな”と、心配はしていないようですが、“まずは次走以降が楽しみになるような競馬を期待したいね”という口ぶりからも、今回は評価が難しいでしょう」

伊利「そんな朝日杯組よりはるかに上だと思えるのがヒシイグアスですよ。2走前の未勝利勝ちは、ペースの違いこそあれ、自らレースを作って同じ開催のホープフルSを上回る時計で駆けているんですからね。相当なポテンシャルの持ち主と見ていいはずです」

大江原「アタマ差2着だったデビュー戦にしても、勝ち馬は京成杯勝ちのラストドラフトだからな。ここでも上位を争うだけの能力はあると言えるし、中山1800mのコース形態を考えても、前に行ける脚質は有利だと思うぞ」

佐藤直「近年のこのレースでは、2歳時に実績を残してきた馬に対して、500万の勝ち上がり組が挑む図式になっているけど、最近5年でその勝ち上がり組が毎年連対しているばかりか、4勝も挙げているんだからな。コース経験と目下の状態の良さを考えても、今年はヒシイグアスで決まりだろう」

デスク「厩舎担当のコジも◎だから、それはそれで陣営の感触もいいんだろうな」

小島「今年の堀厩舎の3歳馬も素質馬が揃ってますが、中でもヒシイグアスの評価はかなり高いですね。2勝とも逃げ切りですが“一介の逃げ馬ではなくメリハリの利いた走り。先行~好位の形でも競馬ができる”とのことなら展開面にも不安はないでしょう。まだ隠れた力を持っていそうですし、何より大物感があります。ダービーはともかくとして、皐月賞でも本命にしたい馬ですよ」

西田「私は、同じく500万勝ち上がり組のロジャーバローズで勝負になると見ています。その前走は16キロも馬体を増やした上での余力十分の勝利でしたし、2走前にはホープフルS2着のアドマイヤジャスタに敗れたとはいえ、自分の競馬をしてコンマ2秒差なら上々だと言えます。先行力と持続して使える脚も中山向きだと思いますよ」

小野智「私もロジャーバローズの前走には、かなりの成長を感じましたね。センス溢れるレース運びから、どんな流れにも対応できそうですし、パワー十分の走りからは中山の坂もこなせるはずです」

守屋「上がり3ハロンの最速が前走の35秒6という馬なので、アドマイヤジャスタのようにキレ味鋭い馬相手では分が悪くて当然ですが、今の中山の馬場はこの馬に合っていると思いますよ。今年の連対率は4割越えで、ルメール騎手を抑えてリーディングジョッキー争いのトップに立つ川田騎手への乗り替わりも、むしろ心強いですね」

目黒「そのあたりは陣営も認識しているようで“ディープ産駒ですが、キレ味勝負の馬ではないので、今の中山の馬場は合うはずです。フルゲートの競馬なので枠順次第の部分はありますが、いいポジションは取れると思うし、本当に大崩れするイメージはないですからね。優先出走権は取ってくれるんじゃないかな”と、辻野助手も期待を寄せてましたよ」

久光「僕は、きさらぎ賞2着のタガノディアマンテを。その前走は大味なレースになりましたが、長くいい脚を使ってましたし、強い相手に戦ってきた点は大きな強みだと思います。積極型が揃ったここは渋太さをしっかり生かせるはずですし、今の力の要る馬場もピッタリでしょう」

馬場「きさらぎ賞では、直線で一度ブレーキを踏むシーンもあったことを考えれば、勝ち馬とも着差ほどの力差はないと見ていいですし、コーナー4つの競馬も問題なくこなせそうですね」

加茂「陣営は、ここで権利を取るだけではなく、次のダービーも視野に入ってるので、最低でも2着で賞金加算をしたいそうなんや。鞍上も魅力やから、狙う価値は十分ありまっせ」

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最終更新:3/16(土) 15:30
優馬

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