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カーペンターズとクイーン、「日本好き」など見逃しがちな共通点3

3/16(土) 21:15配信

ELLE ONLINE

今年結成50周年を迎え名盤の再発売が相次ぐカーペンターズ。そして『ボヘミアン・ラプソディ』の勢いが2019年に入っても止まらないクイーン。1969年、1971年と結成時期も近接、同時代を生きつつも正反対の音楽性から時にはお互い批判することもあった音楽史を代表する英米の2組には、驚きの、そして悲しい共通点があった。

日本好き【Carpenters】

1970年から2年ごとに4度来日したカーペンターズ。1974年の武道館公演では日本語での歌唱も披露したが、日本語の発音の良さに驚く。そこでの収録をもとに、1975年『LIVE IN JAPAN』のタイトルでライブ盤を発売しているが、母親へのプレゼントに高額な着物を買っていったことは有名。4度目の来日パフォーマンスを目前に、摂食障害で倒れたため周囲が中止を決定したとき、カレンは病床で激怒したほど。1983年カレンが亡くなったときの彼女の部屋にも、日本ツアー中に撮影した着物姿の写真が飾られていたという。

日本好き【Queen】

1975年の初来日をはじめ6度ツアーを開催し、最初にブレイクした日本を今でも愛しているクイーン。日本通だったフレディは骨とう品バイイングのため京都を訪れたことや、日本人のボディガードに高級時計をプレゼントしたことなど日本にまつわる多くのエピソードが残っている。日本語で作詞した「手を取り合って」の発音の良さは前述のカーペンターズを凌ぐ出来。

親との確執【Carpenters】

カレン・カーペンターが拒食症(摂食障害)で亡くなった背景には、キリスト教伝道師のもと生まれた父親と母親(写真両端)のすさまじい支配欲がある。家族で受診させられた心理カウンセリングで、カレンをコントールすることを止めるよう進言されたとき母親アギネスは「そんな治療は私の家族にはふさわしくない」と頑なに拒否したという。

親との確執【Queen】

フレディの一家はゾロアスター教の熱心な信者で、父親との確執が激しかったことは映画『ボヘミアン・ラプソディ』で描かれている通り。

多重録音【Carpenters】

二組はともに多重録音を駆使した。技術の開発に従い、最終的には24トラックでレコーディングしていた。1972年時点でリチャード自ら12声録音の方法をオーストラリア公演時に解説している。

多重録音【Queen】

クイーンも最終的に24トラックレコーダーを使用。ダビングを重ねて最終的には180トラック分の声を録音したのが「ボヘミアン・ラプソディ」。カーペンターズの音楽をクイーンが「嫌い」と批判した理由のひとつも、多重録音に対するセンスの違いだったと言われている。

最終更新:3/16(土) 21:15
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