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スピッツ、ユニコーン、小沢健二…サカナクション山口が10代に紹介

3/16(土) 20:06配信

TOKYO FM+

サカナクションの山口一郎が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。サカナクション以外の音楽をあまり知らないという15歳の女子リスナーに電話をかけ、自身が影響を受けた音楽を紹介しました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」3月14日(木)放送分)

このリスナーは、現在中学3年生。小学校の頃からほぼサカナクションの曲しか聴いてこなかったため、流行りの曲がわからず、周りと音楽の話が合わないといいます。今回は、新しい音楽を知るべく、山口に「どんな曲から聴くべきか」と質問。山口は音楽の傾向を探りつつ、おすすめの数曲をオンエアしました。



山口:サカナクション以外で、好きな音楽はあるの?

リスナー:米津玄師さんの「春雷」が好きです。

山口:はいはい……多分、暗いものに惹かれる傾向にないかな? サカナクションを好きな人って、性格が暗いとかじゃなくて、心の中の影の部分を愛している人が多い気がするんだよね。米津くんを好きな人にもそういう傾向があるよね。だから、底抜けに明るいものよりも、どこか影を感じるものに自分を投影しやすいっていうか……そういう感じがするけどね。

リスナー:あ~。クラスに米津さんが大好きっていう人がいるんですけど、その人は周りと比べてみたら、めちゃくちゃはしゃいでいる感じではないなって思います……。

山口:さすが、冷静だな(笑)。先生(山口)も、実は中学校の頃とか高校生の頃もそうなんだけど、自分が本当に好きだと思っていた音楽を周りと共有できなかったんだよね。小学校の頃なんて、みんな光GENJIとか……今でいう、嵐みたいな。そういうものをみんなが好きだっていう中で、先生は友部正人さんっていう、暗いフォークシンガーの音楽が好きだったんだよね。他にもイルカさんっていうフォークシンガーだったり。そういう音楽をひたすら弾いて歌っていたから、やっぱり共有できなかったんだよね。
でも、光GENJIとか他の人の曲を聴くと、その中で自分が好きな曲や自分が好きなミュージシャン見つかってくるんだよね。自分の傾向が見えてくるっていうか。
何でもいいからとりあえず聴いてみて引っかかるものがあったら、「この曲は好き」、「この曲は好きじゃない」とかを振り分けてみると、もっといろんな音楽が見つかっていくきっかけになると思うね。



学生時代の経験を踏まえてアドバイスをした山口でしたが、リスナーはそもそもどんな曲から聴いてみたらいいかがわからないとのこと。そこで、山口自身が影響を受けたという楽曲を紹介しました。

◆スピッツ「涙がキラリ☆」
スピッツは、『ハチミツ』っていうアルバムから聴き始めたらいいと思うよ。『ハチミツ』は、1995年のアルバムなんだけど。先生たちが高校生の時かな……このアルバムはきっと好きだと思う。

◆小沢健二「ラブリー」
(この曲が収録されている)『LIFE』は本当に好きだったな。小沢健二さんの2枚目のアルバムで、1994年に発売されている。先生たちの世代の青春だよね。スピッツも小沢健二さんもね。サカナクションが理解できているなら、オザケンさんの世界観もスピッツの世界観も理解できると思うな。良いよ、本当に。

◆ユニコーン「すばらしい日々」
ユニコーンですごく好きなのは、「デーゲーム」と「すばらしい日々」っていう曲。めちゃくちゃかっこいいんですよ。歌詞の世界観は、会社員とか新入社員とかの感じ……大学生、社会に出たての人たちがぐっとくる感じなんだよね。でも、多分聴いたら分かると思う。

◆Oasis「Wonderwall」
これはすごく影響を受けたね。僕ら世代のロック好きは、絶対聴いていたって感じかな。

◆Radiohead「Paranoid Android」
オルタナの巨匠。ちょっと変則的で苦手な人も多いけどね。僕は『OK Computer』っていうアルバムに影響を受けて、「目が明く藍色」っていう曲を作ったんだよね。
これはもう、研究するために聴いていた感じだったけど、聴いたり歌詞の訳を見たりすると面白いかもしれないね。

今回取り上げた楽曲は“スタンダードパターン”だという山口。「次はもうちょっと難しいのを教える」と笑いつつ、リスナーに「ぜひ、自分が好きな音楽を見つけてくれたら嬉しいなと思います」と話していました。

最終更新:3/16(土) 20:06
TOKYO FM+

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