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ゴーン被告保釈から見える日本の“慣習”にある取り調べの問題点

3/17(日) 9:12配信

ニッポン放送

日本の“慣習”にある取り調べの問題点

須田)ですから、もう証拠隠滅も口裏合わせのリスクもないと考えていい。それでもなぜ保釈が認められなかったのかと言えば、かねてからの慣習と言いましょうか。東京地検特捜部、あるいは捜査当局の取り調べに否認を続けると、ペナルティのような形でずっと保釈が認められず拘置所にとどめ置かれるということが、長らく行われて来た。それで何が起こるかと言うと、「この環境に耐えられないから応じよう」ということになる。検察が言っている通りのストーリーで供述調書にサインしてしまおうと、そういう誘惑に駆られてしまうのです。すると自白の強要が進んで来て、結果的にはそれが冤罪の温床になるのですよ。
東京地検特捜部は、「捜査はまだ継続している」という言い方をしていますよね。海外のゴーン被告の知人だとか企業に対して資金提供が行われていて、更なる会社法違反に問われるかもしれない、つまり再々逮捕の可能性がゼロではなかった。これは相当な無理筋だと思います。完全な有罪に持ち込むために、そこも視野に入れていたのではないかな。流石に裁判所はいい加減にしろ、ということだと思いますけれどね。

ニッポン放送

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最終更新:3/17(日) 9:12
ニッポン放送

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