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「中学受験は意味がない」と思っても子供に受験をさせる親の心理

3/17(日) 11:00配信

LIMO

言い訳上手はコミュニケーション能力が高いのか

「パフォーマンスがそれほどでもないのになぜこの人は生き残っているのだろうか」と思う人がいます。

そうした人物に見られる特徴として、一見するとコミュニケーション能力が高い人が多く見られます。

そうした人物は、自分がなぜ今よくないのかを上司とコミュニケーションをうまくできる人が多いということを思っている人も多いのではないでしょうか。

では、コミュニケーションが上手な人とはどのような人でしょうか。

日本人的に見れば、「言い訳が上手な人」ともいえますが、良い言い方をすれば「説明が上手な人」ともいえます。

もっとも、「言い訳が上手な人」というのは上司との距離感を上手にはかれる人が多いので、単純に「言い訳上手」と整理してしまうのも乱暴かもしれません。

ポジショニングが上手な人

また、チームの中で、個人としてのパフォーマンスは突出していなけれどもムードメーカーとして存在感があるという人もいます。そうした人物がいるだけでチームが明るくなるのです。

こうした人たちは話をしてみると、小さい頃から個人で成立する運動や活動ではない、集団として成立する部活動などをしていることが見受けられます。集団の中でどう自分を位置づけるのかという「ポジショニング」が上手な人がいます。

このようにコミュニケーションやポジショニングといった要素は、受験ではほとんどが問われない要素であるのにもかかわらず、社会人になると非常に重要な点となってきます。

中学受験熱が冷めない背景とは

こうなると、仮に中学受験で進学実績の良い学校に合格し、有名な大学に進学し、就職活動がうまくいく、そして給与が高い一部上場企業に入社してもその後の社会人人生が輝かしいものになるかは、本人の対人交渉力や理解力といった点が重要視されることになります。

社会人としてしばらく時間が経つと、「学歴とかあまり意味ないよね。あったには越したことはないけど」と思う人が多いのではないでしょうか。それは、先に見たように個人のパーソナリティへの評価割合が高いからだと思います。

そう思っている人が多いはずなのに、なぜこのように中学受験熱が一向に冷めないのでしょうか。

これは人によって理由はそれぞれだとは思いますが、これまで見てきたように、希望する中学が子供の様々な能力を引き出してくれるのではないかという期待があるというような前向きな理由から、「最低限このレベルの中学に入学しておけば、あとは本人次第」といった親の「精神安定上の保険」といった意味合いまで様々なものがあるでしょう。

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最終更新:3/17(日) 20:20
LIMO

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