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「GLAY」TAKUROが心酔、約束の2時間前に待機する「あの方」25年同じメンバーで続けられた理由

3/20(水) 7:00配信

withnews

ロックバンドGLAYのリーダーでギターのTAKUROさんが、2作目のソロアルバム「Journey without a map 2」を出しました。14日から始まったソロの全国ツアーを前に、「47歳の今も、俺はロックキッズ」と語ったTAKUROさん。個人会社で権利を買い取り、有料の公式アプリをリリースするなど、音楽ビジネスへの挑戦も続けています。そんなGLAYの25年間で最大の出来事は、「あの方」と共演したことだったそうです。(朝日新聞文化くらし報道部記者・坂本真子)

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新作はロックというよりジャズ

「俺が美しいと思うメロディーを提示して、気の合うミュージシャンたちが『今のTAKUROの気分ってたぶんこういうことでしょ』と付けてくれたコードがジャズ的だったんです」

その言葉通り、新作の第1印象はロックというよりジャズ。歌はなく、ギターが中心ですが、サックスやトランペットも主旋律を奏でます。

「俺が作った曲でも、俺はギターを弾かないで、ほかの楽器にメロディーを任せることもある。みんなが代わる代わる輝くような音の駆け引き、たしなみや流儀のようなものをステージで学びましたね」

2016年にソロ第1作を発表。17年と18年には、ソロ活動のメンバーで何度もライブをやり、発見が多かったそうです。

「なんか知らないけど気持ちいい、という音楽が一番。難しい言葉でいろいろ説明するより的確な一言がわかりやすいように、8小節や16小節を的確な一つの音だけでいけたら、一番美しいんですよ。それがたぶん俺の中のジャズだし、めざす未来像だと気づいたんです」

松本さんが「じゃあ俺書こうか」

新作は、B’zのギター松本孝弘さんが前作に続いてプロデュースしました。松本さんの提案で、弦やポジションごとに一音ずつ弾いてみたそうです。

「俺のメロディーが求める音のイメージに一番近いものを選びました。ギターにとって一番いい状況で、それぞれのギターの個性を聞かせたいと思ったので」とTAKUROさん。使った楽器はビンテージの貴重なギターばかりで、それぞれの一番いい音を探したとか。まさに、ギターの弦1本1本、音の一つひとつにまでこだわった作品です。

今回は、松本さんが作曲したブルース調の「北夜色 Port Town Blues」も収録しました。松本さんに「ブルースをやってみない?」と聞かれたTAKUROさんが「でも俺、ブルースってあんまり作ったことがないんです」と答えると、松本さんは「じゃあ、俺書こうか」。

「デモテープの段階で松本さんが弾いているわけで、そのまま出したって何の遜色もない素晴らしい音だったんですけど、松本さんのフレーバーを取り入れつつ、自分の個性を出すのがなかなか大変でした。提供された曲を歌うシンガー、(GLAYの)TERUの気持ちがわかりました」とTAKUROさんは笑いました。

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最終更新:3/22(金) 4:01
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