ここから本文です

かかりつけ先生の見極め 初診は午前10時から11時が狙い目です…医師が“指南”

3/18(月) 11:00配信

デイリースポーツ

 病気の時、いきなり大学病院や総合病院には行きませんよね。紹介状が必要だったり、待ち時間も長くて当たり前。検査も予約制で1カ月待ちということもあります。

 自宅か職場の近くに、かかりつけの先生を確保しておきましょう。まずその先生に相談して、専門外だと判断されれば、ちゃんと専門の医療機関を紹介してくれます。地域内で広いネットワークを持っている先生がベターです。近隣の他科の先生と懇意な先生ほど、適切に紹介して貰えます。

 町医者を10年も続けていれば、たいがいの病気は「診れる」ようになります。ですが「診れる」と「治せる」は違います。自分の手に負えるか負えないか、素早く見極めてくれる先生がある意味、良い先生だと言えるでしょう。

 診療時間の終了ギリギリに行くのもお勧めしません。閉店準備をしている時にお客さんに来られると、店の人間はどうしても焦ります。クリニックだって同じです。いつもの薬を下さい、ならいいのですが、初診だと、じっくりと病状を把握して治療方針を決めるには時間が必要です。お昼休み直前も、先生もスタッフもお腹が減ってますので、やめておいたほうが得策です。

 朝9時から開く診療所でしたら、10時から11時の間が狙い目です。リハビリに通う近所のお年寄りや、前日から体調が悪くて朝一番を狙ってくる患者さんで、始まりの1時間ほどはバタバタします。午前診と午後診がある診療所でしたら、午後のほうが患者さんは少ないのでゆっくり診てもらえます。

 お互い人間ですから、相性というものは必ずあります。医療は医師と患者の信頼関係から。どれだけその先生を信用できるか、それだけはあなた自身の目で見極めてください。

 ◆筆者プロフィール 松本浩彦(まつもと・ひろひこ)芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事