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生理の現実伝える作品が続々「言っちゃダメなことって誰が決めたの?」

3/18(月) 14:30配信

MBSニュース

2017年、webメディア「オモコロ」上でスタートした「生理ちゃん」。2018年には単行本も発売され、今年に入って実写映画化が発表されました。女性からは「共感」を呼び、男性からも「勉強になる」といった反応が寄せられています。いまこういった「生理」を題材にした“娯楽作品”が日本だけでなく世界中で注目されているそうです。

生理をテーマにした“娯楽作品”

生理中の身体の変化をコミカルに表現し、時には男性ならではの身体の悩みに例えて苦痛が描かれる「生理ちゃん」。女性の間でもこっそりと語られることの多い生理の話題を包み隠さず語る娯楽作品が、いま世界中で注目を集めています。

去年公開されたインド映画「パッドマン」。いまだナプキンの普及率が低いインドで、妻のために安く、衛生的なナプキンを作ろうと奮闘する実在のインド人男性をモデルにした映画です。男性が生理を話題にすること自体タブーとされるインドでは、異例の大ヒットを記録しました。

さらに、イギリスの生理用品メーカーが公開したキャンペーン動画。女性が本当に流すのは赤い血だとあえて表現。だれもが普通に生理について話せるようになれば、とのメッセージが込められています。

「言っちゃダメなことって誰が決めたの?」大学生の動画が話題

一方、日本では大学生が、動き出しました。立命館大学映像学部2年生の阿部真那実さん(20)が作ったのが…

【阿部さんが作った動画】
『白いズボンはけない。甘いものが食べたい。小6にて生理に出会い、朝起きたらベッドが殺人現場。汚れた下着を洗う、虚しさ、頭痛、腹痛、腰痛、肌荒れ、常に眠いわ、イライラ止まらん、連続コンボの合わせ技。言っちゃダメなことって、誰が決めたの?キラキラと頑張れ女の子!』

去年、ツイッターに投稿された動画。憂鬱な生理の現実を「よくぞ伝えてくれた!」と反響を呼んでいます。阿部さんが動画を作ったのは、大学の授業がきっかけでした。

「もともとツイッターで『生理はなんで楽しそうなCMが多いんだろう』というツイートを見てから、それが心に残ったので、それを題材にしようと」(阿部真那実さん)

出演者、カメラマンなども同じ映像学部の同級生。中には男子学生もいます。阿部さんから動画の相談された時は、正直“ぎょっ”としたといいます。

「大丈夫かなと最初は思った。結構攻めた内容だったので。(Q.女性の友だちと生理の話をする?)阿部がはじめてですね。デリケートな話題だと思うので、聞きにくいなと」(カメラマンをした同級生)

別の出演した同級生も…

「中高男子校で6年間男子しかいない生活をしてきて、割と学ばせてもらった。こんな辛いんやと。男子はのうのうと生きているけど、女の子を大事にしないとあかんなと」(出演した同級生)

実際、阿部さんも生理の前に機嫌が悪くなったり、イライラしてしまうといいます。この動画には、そんな思いをしている女性がいることを「少しでもわかってほしい」という切実な願いが込められています。

「動画もバイトを休むところからはじまるんですけど、すごく言いづらいことだと思う。そういうことがすっと言えて、相手も『じゃあ全然大丈夫だよ』と返してくれる日がきたらすばらしいです」(阿部真那実さん)

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最終更新:3/18(月) 14:30
MBSニュース

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