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ツッコミは全21種類!? 漫才研究を極めた芸大院生、パターンを図解 千原ジュニアの「フチ取り」がきっかけ

3/18(月) 7:03配信

withnews

先日、東京芸術大学の卒業制作展に行きました。たくさんのアート作品の中で、あるプレゼンに目がとまりました。その内容は…漫才、ボケとツッコミ?? 聞いてみると、制作した学生は「ツッコミは大きく分けると21種類になる」と言っている。気になる。面白そうなので、深掘り取材してみました。(朝日新聞記者・吉田貴司)

【画像特集】最上さんが分類したツッコミ21種類、桃太郎を題材にしてみたら 全パターンを紹介!!

なお、この記事には何組かの芸人さんの漫才を例に出して説明します。ネタバレとなる場合があるので、ご了承ください。

千原ジュニアさんのことばがきっかけ

プレゼンをしていたのは、東京芸術大学大学院デザイン専攻の最上あやさん(26)。発表していたのは漫才における「ツッコミ」を分析したものです。作品のきっかけは、お笑い芸人の千原ジュニアさんがラジオ番組での「ツッコミとは何か?」という質問に対し、次のように答えていたことだそう。

「ツッコミとは笑いをフチ取りすることによって、より引き立たせること」

描写などの際に境目をはっきりさせる「フチ取り」。このラジオでの千原ジュニアさんの言葉に、デザインを学ぶ最上さんは「そういわれればそうだよな」と思います。と同時に、どんなフチ取り方法があるのかについてどんどん考えていったそう。

ひたすら漫才を見て、このボケとツッコミはどんな関係性かというのを模造紙に付箋を貼っていき……すると、漫才におけるツッコミによる「フチ取り」についてアイデアが浮かび上がってきました。

ツッコミの「フチ取り」方法 何を?どのように?

浮かんできたアイデア、それはツッコミが「なにをフチ取るのか」「どのようにフチ取るか」という2点でわけられるというものでした。

漫才には注目してほしい笑いのポイントがあり、観客にそこへ意識を向けさせるのがツッコミ。つまり、この笑いのポイントをうまく浮かび上がらせることこそ、ツッコミの「フチ取り」であり、「何をフチ取るか」というのは、その漫才の笑いの要素が何か、という点を観客に伝えることとなります。

分析では、この「何を」について、「動作」「場面・状況」「容姿・外見」「成り立ち・関係」「思考・評価」「語意・用語」「音」の7点にわけられるといいます。

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最終更新:3/18(月) 7:03
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