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「ローソクサバ」引っ張りだこ 10年で価格3倍

3/18(月) 17:20配信

みなと新聞

 九州北部で「ローソクサバ」の需要が伸びている。「価格は10年前の3倍になった」と九州北部の市場関係者。九州北部では小型のマサバをローソクと呼び、大型の鮮魚・加工向けサバと区別する。高騰の主な要因は、マグロなど養殖魚の増産で餌向けの需要が増したのに加え、サバ缶ブームで小型サバの食用利用が急増したためといわれている。

 「ローソクサバ」の名前は明かりに使うローソクのように、細くずんどうだからという説がある。一般的には1尾300グラム以下のものを指すことが多い。主な用途は、ブリやマグロなどの養殖魚の餌。九州北部の鮮魚・加工向けサバの水揚げと価格が伸び悩む中、ローソクは水揚げが安定しており、価格も上昇の一途。

 九州北部のサバ水揚げの主力、西日本大中型巻網のローソクサバの2月平均浜値は過去10年中、最高値を記録した。3月に入っても高値傾向は続き、さらに記録を更新する可能性が高い。「2013~14年ころに一時的な水揚げ減で価格が高騰したことがあったが、現在は水揚量が豊富にもかかわらず価格は当時以上」と産地市場関係者。

 豊富で安定した水揚げがある同地区のローソクサバの需要は餌向け、食用を問わず、ますます高まっていくとみられる。

[みなと新聞2019年3月18日付の記事を再構成]

最終更新:3/18(月) 17:48
みなと新聞

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