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”五輪おじさん” 山田直稔さん死去 井波出身、92歳

3/18(月) 5:00配信

北日本新聞

 「オリンピックおじさん」の愛称で親しまれた南砺市井波地域出身の実業家、山田直稔(やまだ・なおとし)さんが9日、心不全のため、入院先の都内の病院で死去した。92歳。

 山田さんは富山市立工業学校(現・富山工業高校)を経て、日本大工学部を卒業した。1960年に都内でワイヤーロープ卸売業の浪速商事を設立。同社会長を務めていた。

 葬儀は15日に近親者のみで行った。同社と家族が4月16日、東京都江東区の東京木場ホテルで「お別れの会」を開く。受け付けは午後2時から同8時まで。香典は辞退する。


■派手ないでたち15大会盛り上げ/「国際応援団長」親しまれる
 山田さんは、1964(昭和39)年に東京五輪を観戦して以来、2016年のリオデジャネイロ五輪まで冬季を含め15大会で、日本の選手に声援を送った。羽織はかまと金色のシルクハットがトレードマーク。派手ないでたちで応援する様子が話題になり、「国際オリンピック応援団長」とも呼ばれて親しまれた。大相撲ファンとしても知られ、会場で熱心に取組を見守る姿も見られた。

 南砺市北川(井波)の「いなみ木彫りの里創遊館」内には、山田さんと五輪との関わりを紹介するコーナー「オリンピックおじさん展示場」が設けられ、五輪開催国の国旗や記念硬貨、現地での写真などが並んでいる。

 JOC名誉委員で日本レスリング協会長の福田富昭さん(滑川市出身)は「五輪に毎回駆け付け、さまざまな競技を応援する姿と熱意に『こんなすごい人がいるのか』と驚いたのを覚えている。先日、何かの会合でお会いしたばかり。お元気そうだったのに」と惜しんだ。

北日本新聞社

最終更新:3/18(月) 19:39
北日本新聞

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