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チームの危機を全員で乗りきった京都ハンナリーズ、栃木ブレックスから貴重な勝利

3/18(月) 12:48配信

バスケットボールキング

司令塔の伊藤が退場という緊急事態にチーム一丸で立ち向かった京都

 西地区で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと激しい2位争いを演じている京都ハンナリーズが、今シーズン、初のブレックスアリーナ宇都宮で栃木ブレックスと対戦した今節。第1戦は試合開始から一気に持っていかれたが、第2戦はブレックスアリーナ独特の雰囲気にも慣れ、それぞれの選手が自身の役割に徹したことが勝利につながったと言えるだろう。

 京都の伊藤達哉のバスケットカウントで始まったこの試合。しかし、開始1分3秒、その伊藤がディフェンスの際に栃木のジェフ・ギブスのドライブをまともに受けて転倒。コート上で処置が行われたが、伊藤は担架で運び出されて試合に戻ることはなかった(試合後、伊藤について、試合会場から救急搬送されたが入院等することなく、チームに帯同して帰京したとチームから発表があった)。

 京都にとって絶対的な司令塔を失ったことが、チームの結束をより強固なものにしていったと、試合後、記者会見に臨んだ浜口炎ヘッドコーチは強調した。さらに「栃木の強みであるリバウンド、特にオフェンスリバウンドとリーグで最も激しいと言われるディフェンス、さらにそのディフェンスからミスを誘って走る、この3点に注意して第1戦も試合に入ったが、アリーナの雰囲気に押されて自分たちのプレーができなかった。しかし、第2クォーターから次第に自分たちのプレーができるようになったのがこの勝利につながったと思う」。

 もちろんジュリアン・マブンカが39得点10アシスト8リバウンド、デイヴィッド・サイモンの23得点8リバウンドの驚異的なパフォーマンスがなければこの勝利はなかっただろう。それに加え、ゾーンをミックスさせた攻撃的なディフェンス、そして晴山ケビン、片岡大晴が見せた思いきりのいいシュートの積み重ねも効果的だった。

 そして何より40分間、特に第4クォーターの栃木の追いあげにも屈しなかった京都の集中力の高さは素晴らしかった。京都は連敗を免れ、栃木と1勝1敗でこの対戦を終了。名古屋Dとの2位争いは予断を許さないが、非常に貴重な勝利を挙げられたはずだ。

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最終更新:3/18(月) 13:19
バスケットボールキング

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