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アジア下部優勝で開いた扉 水野眞惟智がプロ初の欧州ツアー

3/19(火) 19:10配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇欧州&アジアン◇メイバンク選手権 事前(19日)◇サウジャナG&CC(マレーシア)◇7135yd(パー72)

【画像】ケニアのゴルフ場

開幕2日前の19日、プロアマラウンドの裏で黙々とボールを打ち込む日本人選手がいた。水野眞惟智(しんいち)はアジアンツアーを主戦場にする25歳。昨年12月のアジア下部ツアー最終戦「PGMメイバンクADT選手権」優勝により今大会の出場権を手にし、プロとして初めて欧州ツアーの舞台に立つ。

水野は愛知県で生まれ、6歳で家族とともに香港へ移住。当地でゴルフの腕を磨き、15歳から22歳まで香港のナショナルチームに選抜された(現在は日本国籍)。その後、日本の同志社大に進学。「大学のリーグ戦とナショナルチームの試合が重なったりして大変だった」と、多忙ながらも充実の学生時代を過ごした。

欧州ツアーはアマチュア時代に「香港オープン」への出場経験はあるが、プロになってからは初めてとなる。今季は15試合ほどの出場が見込めるアジアンツアーの来季シード(賞金ランキング60位以内)獲得が第一目標。そして「将来は欧州で」という夢に向けて、「100%のゴルフをして10位以内に入れたら自信になると思う」と今週にかける思いは強い。

クラブやキャディバッグは学生時代から“ミズノ”製を使用するが、「よく言われるんですけど、とくに(同社との血縁などの)関係はありません」。昨年までマッスルバックモデルを使用したアイアンは、「飛距離を伸ばさないと通用しない」という気付きにより、今年の2月からキャビティモデルの『ミズノプロ 719』に切り替えた。「まだ、前より1番手くらい飛ぶ距離感がつかめない」と練習場では弾道計測器で全番手の距離を再確認している段階だが、すでに今週の投入は決めている。

アジア下部ツアーを卒業し、今季はアジアンツアー、そして欧州ツアーへと夢は広がる。「今年、ようやくスタートラインに立てたと思う。あとは自分が頑張るだけです」。今週、マレーシアの地でその第一歩を踏む。(マレーシア・シャーアラム/塚田達也)

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