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3メーカーとも公式テストで手の内見せず……ニック・キャシディ「この結果で勢力図の判断はするべきじゃない」|スーパーGT

3/19(火) 19:38配信

motorsport.com 日本版

 3月16日、17日に岡山国際サーキットで行われたスーパーGT公式テスト。両クラスの参戦マシン全44台が揃って行われたテストだったが、#37 KeePer TOM’S LC500のニック・キャシディは今回の結果で全体の勢力図は把握できないと語った。

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 今年も平川亮と組んで参戦するキャシディ。この岡山テストでは着々と自分たちのテストメニューをこなすことに徹し、合計で116周を走破。1日目は総合9番手、2日目には総合5番手につけた。

 この岡山テストでは日産勢が速さをみせ、昨年王者のホンダ勢はトラブルを抱える車両もいるなど、なかなか上位に食い込めない状況が続いた。その中でレクサス勢は着実にテストをこなしているという印象だったが、キャシディは岡山テストの結果だけでは全てを判断できないという。

「今年の(LC500の)パッケージについては、大きな変化があるわけではないし、(レクサス勢の)みんなセパンや鈴鹿など、冬のメーカーテストをやってきた中で今シーズンの状況というものはある程度理解している」

「ただ今回の公式テストで勢力図を判断するのは難しい。GT300クラスの車両もいてトラフィックが多く、満足したラップタイムを刻めていないマシンも多かった。だから、このテストで各車の本当のパフォーマンスは見えてこなかったと思う」

 そう語ったキャシディだが、一番警戒をしていたのは、昨年圧倒的な速さをみせたホンダ勢の動きだ。

 今回の公式テストでは下位に沈んでいた印象だが、2月に同地で行われたメーカーテストで、#1 RAYBRIG NSX-GTが1分16秒台をマークしたと伝えられている。もちろん、今回の公式テストとコンディションは異なるため単純に比較はできないが、キャシディをはじめ多くのライバルたちは今年もホンダ勢のパフォーマンスが上なのではないかと睨んでいるようだ。

「昨年はホンダ勢のパフォーマンスが明らかに上回っていて、予選では1秒引き離されることもあった。冬のテストもいくつかやってきたけど、その差は今も大きく変わっていないと思う」

「このテストの結果だけで判断してはいけないと思っている。特にホンダ勢は(BoPの)ウエイトを増やしてテストしているだろうし、きっとエンジンも限界まで回していないはずだ」

「他のテストで彼らは自分たちのパフォーマンスを確認しているだろう。だから(今回のテスト結果にか関わらず)彼らの準備は整っていると思っている」

吉田知弘

最終更新:3/19(火) 19:38
motorsport.com 日本版

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