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【ブラジル】大量のマリフアナ 警察署内でレンガにすり替え

3/19(火) 7:03配信

サンパウロ新聞

 サンパウロ市内の警察署内に保管されていた約600キログラムのマリフアナが何者かによってレンガや粘土、石膏、石灰、木片にすり替えられていたことが15日に判明した。

 16日付で伝えた伯メディアによると、同市内北部のパルケ・ノヴォ・ムンド地区にある第90管区警察署内に保管されていた600キログラムのマリフアナは6年前に押収されたもので、15日に焼却処分されることになっていた。焼却処分当日、作業に立ち会っていた裁判所の検察官がマリフアナの包みの一つが妙に軽量であることを不審に思い、すべての包みを開封するよう命じた。そして、開封された包みの中からは本来入っているはずのマリフアナではなく、レンガや粘土、石膏、石灰、木片などが出てきた。これらの物体はすべて第90管区警察署へと戻され、指紋採取などの鑑識作業が行われた。

 サンパウロ州の警察を統括する同州公共保安局はこの件に関し「15日に行われた2トンの麻薬の焼却中、2013年に押収され、この日に焼却されることになっていた593キログラムのマリフアナは、記録されていた物質と一致していないことが確認された」ため、焼却作業は中断され、事実を明らかにするために同州文民警察の内部監察当局による調査が開始されたなどとする声明を発表した。

 なお、サンパウロ市内の警察署では18年10月にもマリフアナ紛失が露呈している。この時の舞台は同市中心部、リベルダーデ地区にある第1管区警察署で、署内に保管されていた約1トンのマリフアナがいつの間にかなくなっていたことが判明した。この件についても文民警察の内部監察当局が調査を行っているが、誰が、いつ、どのようにして警察署内に保管されていたマリフアナを持ち去ったのかはいまだ明らかにされていない。

サンパウロ新聞

最終更新:3/19(火) 7:03
サンパウロ新聞

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