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コストコ歴は30年以上! CEOクレイグ・ジェリネック氏のキャリアとそれを後押しした父親の言葉

3/19(火) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

コストコのCEOクレイグ・ジェリネック氏の“コストコ歴“は長い。

コストコのはじまりは1976年にオープンした「プライス・クラブ」で、コストコの1号店がオープンしたのは1983年だ(両社はのちに合併)。ジェリネック氏は1984年から同社で働いてきた。

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ビジネス誌『Puget Sound Business Journal』によると、2018年現在、ジェリネック氏の年間基本給は80万ドル(約8900万円)で、ボーナスとして9万7000ドル、株式報酬として約630万ドル、年金、退職金、生命保険、社用車の使用などで21万4000ドルを得ているという。

ジェリネック氏のキャリアを振り返ってみよう。

ジェリネック氏は1952年生まれ。ロサンゼルスで育った。

ジェリネック氏の父親は、B-1やB-70といった爆撃機の建造に携わっていた。同氏はのちに、父親から航空業界には進むなと言われたと語った。

なぜなら、売り上げが「常に民主党か共和党かに左右される」からで、政権が交代するたびに変わるからだと、ジェリネック氏はシアトル・タイムズに語った。

ジェリネック氏は、サンディエゴ州立大学に進学した。コストコの共同創業者ジム・シネガル氏も、同大学の卒業生だ。

コストコのVP、リチャード・ガランティ(Richard Galanti)氏は2010年、ジェリネック氏は「コストコを立ち上げた多くの人々に囲まれてきた」と語った。

その1人がシネガル氏だった。ジェリネック氏はシネガル氏と同じ大学に通っただけではない ― 2人とも、ディスカウントストアのフェドマート(FedMart)で働いていた。

『Mass Market Retailers』によると、ジェリネック氏がフェドマートで初めての仕事を手に入れたのは1969年。同氏はここで12年間を過ごした。

ジェリネック氏は、フェドマートでバイトをしているときに父親からかけられたある言葉が、小売業に身をささげるきっかけになったと言う。

「『分かるか? 人は常に食べなければならない』と父は言ったんだ」と、ジェリネック氏は語った。「わたしはこの言葉を忘れたことがない。そこには常に仕事があるということだ」

1981年、ジェリネック氏はフェドマートを辞め、ラッキー・ストア(Lucky Store)で3年間働いた。

そして1984年、ジェリネック氏はコストコでの長いキャリアをスタートさせた。

Mass Market Retailersによると、ジェリネック氏はコストコでのキャリアの大半をオペレーション部門で過ごした。

2004年には、マーチャンダイジング担当のエグゼクティブ・バイス・プレジデントに指名された。

シネガル氏の後任としてCEOに就任したのは2012年のことだ。

「クレイグの昇進をうれしく思う」と、ジェリネック氏の前任者は述べた。「彼はうちの会社で25年以上、この業界で35年以上の経験がある小売業のベテランだ」

一方、ジェリネック氏は、コストコのビジネスについて「わたしたちは自らの原則を守り続ける ― 顧客、従業員、商品を卸してくれる人々を大切にする。それがわたしたちのやり方だ」と語った。

[原文:Inside the career of Costco CEO Craig Jelinek, who's worked with the warehouse club almost since its birth (COST)]

(翻訳、編集:山口佳美)

最終更新:3/19(火) 20:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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