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テック企業がAIを駆使して温暖化を加速してしまうという話

3/19(火) 21:14配信

ギズモード・ジャパン

驚愕の事実。

クリーンエネルギーとか、再生可能エネルギーとか、どんどん進んでいると思いきや...。

【画像】テック企業がAIを駆使して温暖化を加速してしまうという話

今やテック企業なしでは生活することも難しくなっているほど影響力があるのに、どうしてこんなことになってしまったのでしょう。暖房に電気に、エネルギーは私たちの生活にはなくてはならないもの。AIもイノベーションも、もっとわたしたちの地球を守るために使ってほしいですよね。

米Gizmodoでは、『Introducing Automation』と題し、オートメーションが近未来に与える影響についての特集を組んでいます。今回は、米ギズモードBrian Merchant記者がテック企業の悲しい実態を明るみに出してしてくれました。

メジャーなテック企業が油田企業とコラボ

石油・天然ガスの探査などを手がけるSchlumberger Limited(シュルンベルジェ社 /本社パリ、ヒューストン)、そして自動化を専門とするRockwell Automation(ロックウェルオートメーション社) 。巨大でありながらなんとなく実態がよくわからない、このふたつの企業がジョイントベンチャーに乗り出したことで今、エネルギー産業だけでなく、世界を騒がせる事態となっていますよ。

その合弁事業は、その名もSensia(センシア)。ヒューストン・クロニクル紙によれば、この新事業は「油田事業に関連するデジタルテクノロジー、およびオートメーションの進歩を目指した設備とサービスを販売する」ことを目的としているようです。このパートナーシップは単なるエネルギー産業の枠を超えて計り知れない影響を孕んでいるといえるでしょう。いまやメジャーなテック企業が油田企業とタッグを組んで新たな事業を打ち立てるのは、いわばひとつのトレンドになってるんです。油田企業とのベンチャーで、自動化やAI、ビッグデータサービスを使って油田探査、採掘、石油の生産の拡大を狙っているのです。

Rockwellは産業分野での自動化を専門とする企業では世界最大手の企業です。Schlumbergerは、エネルギーサービス事業を営むHalliburton(ハリバートン社)と張り合う、世界最大級の油田サービス事業者です。プレスリリースが伝えるところによれば、Sensiaは「世界初の油田事業での完全統合デジタルオートメーションプロバイダー」となる模様。油田の採掘スケジューリングを自動化したり、油田まわりの設備間での通信自動化を図ったり、機械の修理や修正が必要なときを知ることができたりと、石油の採掘がスマートに行えるようになり、ひいてはコストを抑えて効率性をあげることができるようになります。

これによりSensiaは、少ない作業員数で多くの量の石油や天然ガスを採掘できるようになる、とクロニクル紙は書いていますが、ちょっと待って。これって...今地球がやらなければならないことと逆行してませんか。

気候変動は今や無視できないところまで来ています。 国連の科学者による環境報告書では、気候変動や温暖化を抑え、それに伴う海面上昇を抑制するためには、排出ガスを抑えなくてはならないが、わたしたちに残された時間は10年ちょっとしかないと言っているのですよ。

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