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夢を叶える方法(3月20日)

3/20(水) 9:24配信

福島民報

 北京五輪の陸上競技に出場した千葉(旧姓丹野)麻美さんは子どもたちに説いた。「一日一個、自分を褒めてください」。古里の矢吹町で三月初めに開かれたスポーツ少年団卒団式で「夢を叶[かな]える方法」と題し、優しく語り掛けた。

 中学から陸上を始め、高校、大学と抜群の成績を残す。健康食品のナチュリルに入社した二〇〇八(平成二十)年五月、今も女子四百メートルの日本記録として残る51秒75を出した。二種目で条件を満たし、この年八月の北京五輪に出場を決めた。

 日本女子初となる千六百メートルリレーと、四十四年ぶりの四百メートルに臨む。ともに予選突破はならなかったが、県民を元気づけた。東日本大震災が起きた二〇一一年、所属を東邦銀行に移し、競技を続けた。結婚し、子育てしながら走り続けた。三年前に現役引退してからは、講演会や教室で小中学生らを指導する。

 千葉さんの言葉は運動選手だけでなく、何かに挑戦する人は試す価値がある。困難に立ち向かう自信と勇気が湧き起こる。二〇二〇年東京五輪まで五百日を切った。県勢はバドミントンや自転車、レスリングなどで出場を目指す。一人でも多くの選手の願いが叶うように応援しよう。

最終更新:3/20(水) 9:43
福島民報

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