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<センバツ>星稜、東邦が登場 センバツ甲子園練習

3/20(水) 21:30配信

センバツLIVE!

 甲子園練習は最終日の20日、12校が登場した。2年連続出場の星稜(石川)や準優勝した2016年以来の出場となる高松商(香川)、平成最初(1989年大会)の優勝以来の大会制覇を目指す東邦(愛知)などが守備や打撃練習で汗を流した。大会は23日に開幕し、22日は開会式のリハーサルがある。

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 ◇星稜・奥川「新しい気持ちで」

 マウンドでの投球練習。エースが最初に投げるのが一般的だが、奥川恭伸投手は4投手の最後に投げた。「ボコボコの(荒れた)マウンドで投げる練習。いい経験になった」。最速150キロ右腕は3回目の甲子園でも、準備に抜かりがない。

 力みのないフォームから繰り出す球威のある直球、内外角にきっちり投げ分ける制球力。わずか7球の投球に完成度の高さをうかがわせた。今大会ナンバーワン右腕との呼び声にも「実力が伴っていないので、評価に合った力を出せるようにしたい」と意気込む。

 昨夏の甲子園では済美(愛媛)との2回戦で暑さによる脱水症状で右足がつり、四回限りで降板。チームも敗れ、悔しい思いをした。7カ月ぶりの舞台に「これまでのことは全部忘れて、新しい気持ちで立った」。過去は変えられないが、輝かしい未来は、自らの投球次第で切り開くことができる。

 その第一歩が初戦の履正社(大阪)戦。「力ではなく、駆け引きを大事にしたい。目標は3点以内」。あどけない顔が引き締まった。【安田光高】



 ◇高松商・香川 夢舞台に舞い上がる

 高松商のエース・香川は、変化球を織り交ぜながら約20球を投げてマウンドの感触を確かめた。「夢の舞台だったので、気持ちが舞い上がった」とうれしさを隠しきれない様子。約1カ月前に甲子園の整備を担当する阪神園芸に依頼し、学校のグラウンドの内野部分を甲子園とほぼ同じ土に入れ替え、マウンドの高さや傾斜も同じにしてもらったという。「マウンドの感じは一緒だった」という身長165センチの小柄な左腕は「体では負けているが、気持ちの部分では誰にも負けないようにしたい」と意気込んだ。



 ◇東邦・石川「平成最後も締めくくりたい」

 高校通算41本塁打を誇る東邦のスラッガー・石川は試合形式の打撃練習で3打席に立ったが、安打性の当たりがゼロに終わり、「調子は悪くないが、バックスクリーンが大きくて投手が近く感じた」と首をひねった。初戦で敗退した昨年のセンバツは4打数無安打に終わった。中軸でエース、主将として臨む今回のセンバツに向け、冬場は内角球への対応をテーマに振り込んだ。「平成最後の優勝も東邦で締めくくりたい。試合では走者を還す打撃をする」と巻き返しを誓った。



 ◇横浜・及川新たな武器に手応え

 横浜のエース左腕・及川は先月から投げ始めたチェンジアップを交え、計11球を投げた。1年の秋以降は最速153キロの直球とスライダーしか投げてこなかったが、「投球の幅を広げたい」と中学時代に投げていたチェンジアップを解禁した。昨秋公式戦では、大会に出場する主力投手でトップの9イニング当たり平均12.85三振を奪った注目の2年生。「試合で使うか分からないが、投げ始めたばかりにしては順調」と新たな武器に手応えを感じていた。



 ◇筑陽学園・中村快音響かせ「自信に」

 筑陽学園の中村が快音を響かせた。「打った瞬間、入ると思った」という打球は左翼スタンドへ。「練習でもホームランを打てたのは自信になる」と初戦に向けて手応えをつかんだ。攻守でチームを引っ張る1番打者。長距離打者ではないが、飛距離を伸ばすために冬場に下半身を強化した成果をさっそく発揮。父の寿博さんは西日本短大付(福岡)の主将として1992年夏の甲子園で優勝経験を持つだけに、「自分も優勝を目指したい」と笑顔を見せた。

最終更新:3/20(水) 21:48
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