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アカナマダ5匹目来た 魚津水族館で展示へ

3/20(水) 9:47配信

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 リュウグウノツカイに似た珍しい魚「アカナマダ」が19日、射水市新湊沖の定置網に掛かり、魚津市の魚津水族館に持ち込まれた。同館によると、県内では今年、2月17日に31年ぶりに捕獲されたのを皮切りに、3月5日に1匹、10日に2匹と相次いで見つかり、今回で5匹目。同館は「リュウグウノツカイと同様、太平洋から対馬海峡を通って日本海に入ってきたのではないか」としている。

 アカナマダは、南方系の魚とみられ、太平洋側でよく捕獲される。肛門から墨を噴出するのが特徴。リュウグウノツカイと似ているが、頭部が突き出ており、歯が鋭い。

 今回の個体は全長1・32メートル、重さ5・58キロの雌で、胃の中は空だった。19日未明に捕獲され、早朝は生きていたが、間もなく死んだ。

 状態が良好であることから、同館は23、24の両日に展示する。

 謎多き生態に迫ろうと、同館は捕獲した個体を解剖して調べている。3月5日に魚津沖の刺し網に掛かった1個体は傷みが激しかったが、10日に新湊沖で捕獲された2個体は解剖できた。胃の内容物を調べたところ、1匹の胃から、餌となるイカ類に交じって、ビニールやロープの切れ端が出てきた。

 学芸員の不破光大さんは「希少な生き物の中からプラスチックごみが見つかったことを重く受け止めている」と話した。

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