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診療報酬不正 鹿児島市の精神科医に執行猶予判決 元患者から怒りの声も

3/20(水) 18:48配信

KTS鹿児島テレビ

鹿児島テレビ

患者を診察せずに診療報酬をだましとったとして詐欺の罪に問われている鹿児島市の精神科医の男に鹿児島地裁は20日、懲役2年執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、鹿児島市常盤1丁目の精神科医山口龍郎被告(46)です。

判決などによりますと、山口被告は鹿児島市と垂水市でクリニックを経営していた2014年からおととしまでの間、患者を診察せずに虚偽の診療報酬明細を提出し、健康保険協会などからあわせて約50万円をだまし取りました。

20日の判決公判で鹿児島地裁の岩田光生裁判長は「健康保険協会などに重要な事実を偽っている」として、起訴された7件すべてについて詐欺罪を認定しました。

一方で「刑事責任は相応に重いが、直ちに実刑に処すべき事案とはいえない」として、山口被告に懲役2年執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

山口被告をめぐっては別の疑惑も取り沙汰されています。

患者の女性に向精神薬を不正に処方したり、わいせつな行為を強要して自殺に追い込んだとして、女性の母親がおととし、県に真相解明を求める要望書を提出しています。

裁判の後、遺族や元患者らが記者会見し、「山口被告がやったことの10分の1にも満たない裁判だ」などと怒りの声をあげました。

関係者は今後、厚生労働省の審議会に医師免許の剥奪に向けた訴えを続けたいとしています。

鹿児島テレビ

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