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慰安婦被害者侮辱の日本人被告がまた公判欠席 身柄引き渡しにも応じず

3/20(水) 14:47配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「少女像」に「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいを縛りつけ、被害者らの名誉を毀損(きそん)した罪などで起訴された日本人、鈴木信行被告の公判が20日、ソウル中央地裁で開かれたが、被告はこれまでと同様、出廷しなかった。この日の公判は昨年4月以来。

 鈴木被告は2012年6月にソウル・日本大使館前の少女像にくいを縛りつけて慰安婦被害者の名誉を毀損し、上海で日本軍首脳部に爆弾を投げつけた尹奉吉(ユン・ボンギル)の殉国記念碑前にくいを打ち込んだなどとして、13年2月に起訴された。

 15年5月には慰安婦被害者を支援する施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)などに被害者を侮辱する少女像の模型などを送り、名誉毀損罪と侮辱罪で16年4月に追起訴された。

 だが、鈴木被告は公判に一度も出廷していない。

 地裁は昨年3月、法務部に犯罪人引き渡しの請求を日本に行うよう求めた。裁判官はこの日の公判で「慰安婦事件のように、人間の尊厳を否定し、人間性を抹殺する犯罪行為やこれを事実上擁護し、残酷な悲劇の再発を招きかねない犯罪行為を処罰することには国境がないと判断した」と背景について説明した。

 法務部は昨年9月、日本政府に対し鈴木被告の身柄引き渡しを要請したが、日本側は「検討中」との答弁を繰り返しているようだ。

 地裁は鈴木被告の自発的な出廷を待つとして、次回公判を4月3日に開くとした。

最終更新:3/20(水) 15:51
聯合ニュース

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