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乃木坂46衛藤美彩、異例の卒業ソロ公演 苦境乗り越え涙の晴れ舞台

3/20(水) 0:00配信

オリコン

 乃木坂46の1期生、衛藤美彩(26)が19日、東京・両国国技館で卒業ソロコンサートを開催した。アイドルグループのメンバーの卒業コンサートとしては異例、乃木坂46としては初となるソロコンサートでラストステージを飾った衛藤は、苦境時代の葛藤を振り返って何度も涙をぬぐいながらも「本当に幸せです。これまで応援してくださって本当にありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。

【写真】アンコールでは乃木坂46メンバーも登場 涙の熱い抱擁

 2011年8月、1期生として加入して7年半。乃木坂46の一員として最後のステージで「夢の一つ」だったソロコンサートを実現させ、晴れ舞台に立った。乃木坂46のメンバーでは2017年12月に生田絵梨花が番組収録を兼ねたソロ公演を行ったことがあるが、興行として行われるのは今回が初。約8万件の応募が殺到したため見切れ席やステージバック席も開放し、8000人の観客が国技館を衛藤カラーの赤一色に染め上げた。

 自身が考案したセットリストは、乃木坂46人生を象徴するかのように、アンダー(非選抜)時代の「狼に口笛を」からスタートした。バンド生演奏をバックに、肩出しの淡いブルーの清楚なワンピース姿で「おいでシャンプー」「自惚れビーチ」を歌って踊り、国技館は大歓声に包まれた。

 当初は他アーティストの楽曲も候補に入れていたというが、「乃木坂46の楽曲からファンになった方もいるから、乃木坂46の楽曲にしようって決めました」と全て乃木坂46曲で構成。最初のほうこそ緊張していたものの、人気ユニット曲パートで3期生曲「思い出ファースト」の歌詞を間違えたことを告白して吹っ切れたのか、「メロディーや歌詞が好きな曲」パートからは伸びやかな声で「無口なライオン」などを歌い上げた。

 衛藤は、初期に「御三家」と呼ばれ人気を誇った白石麻衣、松村沙友理、17年2月に卒業・芸能界を引退した橋本奈々未さんと同学年。御三家がセンターの生駒里奈ら年少メンバーを2列目で支え、6thシングル「ガールズルール」からはフロントを固めるなか、選抜入りできずにもがいていた。しかし、「神握手」と呼ばれるほどの握手会での神対応で地道にファンを増やして這い上がり、7thシングル「バレッタ」(13年11月発売)で初選抜。9thシングル「夏のFree&Easy」(14年7月発売)から定着し、現在も握手会人気はトップレベルを誇る。

 この日のために用意された真っ赤なドレスに身を包み、橋本さんの卒業ソング「サヨナラの意味」などを歌った衛藤は「ようやく自分が卒業するんだなと実感してきました」としみじみ。夢の一つだったソロコンサートの実現に感謝の言葉を重ねると、アンダー時代にも言及した。

 「私こんなにつらかったんです、とか、こんなに悔しい思いをしてきたんですと言うのはあまり好きではないんですけど、ちゃんとお話ししておきたいと思います」と切り出すと、「あの時期すごく苦しくて、まさか自分が卒業コンサートをできるなんて思ってもいませんでした。本気で何度も辞めようと思ったし…」と言葉を詰まらせ、あふれる涙をタオルでぬぐった。

 続けて「ファンの皆さんが握手会でたくさん支えてくれたから…今の私がいると思っています」と感謝。「選抜、アンダーという立ち位置をつけられてしまうのは苦しいことではあるけど、ポジションが全てじゃない、今自分がいる場所が自分の位置だと思って、皆さんとここまで走ってきました。そんな私の思いを、私が参加していない楽曲なんですけど聴いてください」と曲紹介し、万感を込めて「アンダー」を涙ながらに熱唱した。

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最終更新:3/22(金) 5:25
オリコン

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