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カー用品の独自ブランド「MIRAREED」を展開する(株)ミラリードの破産開始決定

3/20(水) 10:42配信

東京商工リサーチ

 破産手続きを弁護士に一任していた(株)ミラリード(TSR企業コード:291716261、法人番号:2010401029008、品川区東品川4-12-6、設立昭和54年2月、資本金3000万円、東山克基社長)は3月15日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には安部祐志弁護士(山崎総合法律事務所、新宿区四谷1-22-5、電話03-3356-7705)が選任された。
 負債総額は約27億5200万円(平成29年9月期決算時点)。
 自動車用ウインドウフィルムやシェード、ランプやドリンクホルダーなど、カーアクセサリー全般を取り扱う専門メーカー。愛知県内に自社工場を持つほか、全国主要都市に営業所を設置し、「MIRAREED」のブランドを展開。カー用品チェーン店やホームセンターなどに販路を持ち、相応の知名度を有していた。最近では車両の急発進防止装置「ペダルの見張り番」などがヒットし、平成29年9月期は売上高34億200万円をあげていた。また、近年は植物由来のバイオマスプラスチック製造事業にも乗り出し、廃プラスチックによる環境汚染が問題となるなかで、マスコミなどでも注目されていた。
 しかし、設備投資やバイオマス事業の開発費に伴う金融債務も過大となっていた。一方、30年9月期は回転率の悪い商品の絞り込みを行ったことでカー用品の返品が増加。また天候不順の影響も受けて売上が伸び悩んだ。30年12月以降、取引先への支払遅延や一部従業員の給与の遅配などで資金繰り悪化が露呈し、動向が注目されていた。
 関連の(株)ミラリードホールディングス(TSR企業コード:402593642、法人番号:4180001061219、愛知県名古屋市北区志賀本通1-38、設立平成19年4月、資本金50万円、同社長)も3月15日、破産開始決定を受けた。負債は現在調査中。資産管理を手がけていたが、ミラリードに連鎖した。

最終更新:3/20(水) 10:42
東京商工リサーチ

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