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大雪立ち往生の国道8号を4車線化 福井・石川県境、18年2月に1500台

3/20(水) 8:35配信

福井新聞ONLINE

 2018年2月の記録的大雪で約1500台が立ち往生した国道8号について、国土交通省は3月19日、福井、石川県境の区間約9キロを4車線化する整備ルート案を有識者検討会に提示、了承された。トンネルを新たに整備するほか、道路を拡幅する。国交省福井河川国道事務所は「今後、追加調査を行いながら詳細を決めていく」とし、早期の事業化を目指す。

【画像】福井・石川県境の4車線化箇所

 検討会は同日、福井、金沢の両河川国道事務所をテレビ会議システムでつなぎ開かれた。

 4車線化する区間は石川県加賀市熊坂―福井県あわら市笹岡間の約9キロ。国交省のルート案では、加賀市熊坂―あわら市牛ノ谷間(約5キロ)は現在の道路を一部拡幅するほか、国道8号の西側に新しいルートで4車線のトンネル(約2・5キロ)を整備する。福井県内区間のあわら市牛ノ谷―笹岡間(約4キロ)は現在の道路を拡幅する。

 福井、石川県境部は片側1車線で記録的大雪で通行止めが発生したほか、大雨に伴う事前通行規制区間があるなど課題が多い。これを受け福井県などは4車線化を国に要望していた。

 この日の検討会では、地形や地質の状況、経済性などを総合的に勘案し、国交省のルート案が妥当と判断した。

 福井県の西川一誠知事は「防災対策として大きな前進。早期事業化を強く期待している」、山本文雄県議会議長は「県議会でも強く求めてきており歓迎する」との談話を発表。加賀市などとともに要望してきた、あわら市の佐々木康男市長は「事業化の方向性が示され大変喜ばしい。一刻も早く事業化され、実現されることを望んでいる」とコメントした。

福井新聞社

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