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ただ水を沸かすだけじゃない 知っておきたい白湯のお作法

3/20(水) 8:10配信

Hint-Pot

アーユルヴェーダ式白湯には作り方に意味がある

 材料は水だけなのでお財布に優しいし、気軽に取り入れられる健康法のひとつとして白湯を飲んでいる方も多いのではないでしょうか。体温を上げる、新陳代謝がアップする、冷えた胃腸が温まるので消化の働きを助ける、血液循環が良くなる、免疫力がアップする、デトックスされるなど、体調を整えるためのさまざまな利点が挙げられ、日本でも昔からなじみがありますよね。

 ところで、白湯というと、どのように作っていますか? 沸騰した湯が冷めるのを待つ人、ぬるめの湯にするために沸騰した湯に水を加える人、沸騰する前に火を止めてぬるめの湯に調整する人……、作り方はそれぞれあると思います。水を沸かした湯だから大差ないのでは? と思う人もいるかもしれませんが、ちえさんによると実は作り方にポイントがあるそうです。

「白湯はお水を沸かしたお湯のことですが、水道水の場合は沸騰させることでカルキなどの不純物がとび、やわらかくまろやかな口あたりになります。アーユルヴェーダという古代インドで生まれた伝統医学では白湯は身体のバランスを整えてくれる飲み物として用いられ、作り方もちゃんとあるのですよ」

 アーユルヴェーダの知恵が詰まった白湯の作り方のポイントを、ちえさんは次のように説明します。

「アーユルヴェーダでは、自然界に存在する、水、火、風のエネルギーを補給すると身体のバランスが整うと言われています。水のエネルギーを取り入れるために水を使い、火のエネルギーを取り入れるために、火で水を温めています。そして風のエネルギーを取り入れるために、現代では換気扇を回します」

 白湯の作る工程にも、意味があるのですね。

水、火、風のエネルギー”を補給するアーユルヴェーダの白湯の作り方

 それでは、アーユルヴェーダ式の作法で白湯を作ってみましょう。ちえさんに教えていただきました。

【作り方】
1、やかんに水を入れてふたをし、強火で沸かしはじめる。換気扇をつけること。水道水でもミネラルウォーターどちらでもよいが、ミネラルウォーターを使う場合は軟水がおすすめ
2、沸騰したらふたを取り、10~15分弱火で沸かす
3、すすって飲めるくらいまで冷ませば完成

【白湯を飲む時のポイント】
□ごくごく飲まずすするようにして少しずつ飲むと身体への負担が少ない
□いつ飲んでも良い。起床時に飲むと、寝ている間に失った水分を補給でき、内臓を優しく起こし、働きを促す
□下痢の症状がある時は控える
□必要な栄養分まで排出しないよう、1日に飲む量は700~800ml(コップ5~6杯程度)以内にする

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最終更新:3/20(水) 18:31
Hint-Pot

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