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シリアル市場復活めざしパン風シリアルやオフィス展開に挑戦

3/20(水) 20:01配信

日本食糧新聞

シリアル市場は需要期の春夏を迎える。市場はグラノーラの急成長を追い風に拡大を続けてきたが、既存ユーザーの離脱やトライアルの減少などで2017年ごろから停滞期に入った。2018年秋以降、復調傾向となったが、その回復への足取りは確かなものとはいえない状況で、2019年春夏の取組みが「シリアル市場復活」にとって重要になる。

こうした中、メーカー各社は朝食で構成比が高いパンユーザーのシリアルへの移行を狙う「パン風シリアル」や注目が高まるタンパク質に着目し、「プロテイン」を配合したシリアルなど、シリアル購入の「動機付け」につながる新付加価値商品を発売。さらに、海外やオフィスなど未開拓分野への挑戦も活発化している。

コーンフレーク、グラノーラに続く新シリアルカテゴリー創出に挑戦する日清シスコは、「こんがりブレッドシリアル」を4月1日に発売。パンユーザーの獲得を狙い市場拡大につなげる。

プロテイン配合シリアルでは日本ケロッグが、「朝プロテイン」を新提案。働く女性をターゲットに、朝に不足しがちな、タンパク質10gが手軽に取れる「大豆プロテイン グラノラ」を1月31日に発売した。

また、同社はシリアルの喫食機会の創出を目的に、ホテルレストランやオフィスなど新市場へ積極的に進出。ホテルでは、徹底的な営業活動の結果、800室以上で約50%、300室以上のホテルで約25%の導入に成功した。

オフィス開拓は、オフィス向けシリアル販売サービス「オフィスケロッグ」を2月に本格始動。導入プランでは、シリアルをオフィス内で食べるための「オフィスシリアルスターターキット」を提供。

キットに含まれるオフィス用シリアルディスペンサーを、オフィス内のラウンジやフリースペースに設置し、社員食堂がなくても、手軽にシリアルを従業員に提供することが可能となる。サービス開始後の状況は好調に推移しており、2020年までに1000事業所でのサービス導入という目標達成に向け順調に滑り出した。

海外を強化するカルビーは、中国を中心にECを中心に展開しながらリアル店舗開拓も同時並行で行う。さらに、北米市場開拓にも着手した。

日本食糧新聞社

最終更新:3/20(水) 20:01
日本食糧新聞

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