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若かりしころの太陽系とよく似た「ミニ太陽系」が見つかった

3/20(水) 11:34配信

サイエンスポータル

 しかも、20天文単位にあるリングからの電波は、ぐるり360度どこも一様なのではなく、放射の強い部分があることがわかった。ここにはちりが多く集まり、惑星が作られやすい状態になっている可能性がある。この部分に惑星がすでにできているかどうかは、今回の観測では確認できない。別の手法による観測が必要だという。

 この研究で、太陽系が若かったころとよく似た構造の「ミニ太陽系」が発見されたことになる。はたして他の惑星系も似た構造をしているのか。それは、いまのところわからない。だがこれは、生き物が住める「地球型惑星」が太陽系外にも広く存在するはずなのかどうかを考えるうえでも、重要なポイントだ。また、惑星ができつつあるころの46億年前の太陽系は、もう見ることができないので、DM星のような星をこれからいくつも観測していけば、私たちが住む太陽系の進化についても、もっとよくわかる可能性がある。今後の研究で観測例が増えていくのを待ちたい。

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最終更新:3/20(水) 11:34
サイエンスポータル

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