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映画史に残る名作『山猫』の貴重なメイキング画像が公開

3/20(水) 12:03配信

ぴあ映画生活

ルキーノ・ヴィスコンティ監督の名作映画『山猫』の4K修復版が現在、東京・恵比寿の東京都写真美術館ホールで上映されているのを記念して、ヴィスコンティ研究家の柳澤一博氏が貴重なコレクション写真を公開した。

その他の画像

『山猫』は、シチリアを統治するサリーナ侯爵の滅びゆく美学を描いた186分の超大作で、これまで日本でも繰り返し公開されてきたが、日本での上映権が切れるタイミングで改めて上映が行われている。

柳澤氏は劇中でサリーナ公爵として使用されたボスコグランデ邸の画像と、アラン・ドロンの撮影時の画像を公開。柳澤氏は生涯をかけてヴィスコンティにまつわる資料を収集しており、今回の画像も極めて貴重なものだ。

本作はヴィスコンティ監督の美学がスクリーンの細部まで息づく作品で、脚本が完成した後の1961年秋には監督自らがロケ場所を探し、美術監督のマリオ・ガルブリアがシチリアの家屋や廃墟同然のエリアを改修。ローマから建築労働者や画家が招集され、写真のボスコグランデ邸は24日をかけて改修が行われた。さらに室内の装飾や衣装、小道具も監督にも監督が目を配っており、大がかりな舞踏会のシーンだけでなく、すべてのショットで徹底したこだわりが感じられる作品になっている。

今回の上映は、映画史に残る名作の4K修復されたバージョンを35ミリプリントとデジタル版の両方で楽しめるようになっており、公開初日には会場の開館前から行列ができるほどの人気を集めている。

『山猫 4K修復版』
公開中

最終更新:3/20(水) 12:03
ぴあ映画生活

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