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岡山南高生 制服で日本の課題挑む 菅公連携、生徒が3作デザイン

3/20(水) 18:55配信

山陽新聞デジタル

 岡山南高(岡山市北区奥田)服飾デザイン科の2年生が、「日本が抱える課題に対応・解決する」というテーマに沿ったオリジナルの女子用制服を企画した。資源保護に着目したり、多文化共生社会の中で留学生も着やすいよう配慮したりした3作品で、柔軟なアイデアをちりばめている。

 石油などの資源不足にスポットを当てた作品は、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の視点を導入。石油使用量の少ない繊維を生地に採用し、セーラー服の襟を外すとフォーマルスーツとして卒業後も長く使え、環境に優しい。

 留学生の多い学校を想定した一着は、さまざまな肌の色に合うグレーがベース。イスラム教徒がヒジャブで髪を覆っても隠れない位置にリボンを付けた。地域活性化がコンセプトの制服は、地元愛を育もうと備前焼をイメージさせる茶色の上着にした。

 同高と菅公学生服(同駅元町)が、生徒の職業観やプレゼンテーション能力の育成を狙いに2014年度から進める「産学連携実学体験プロジェクト」の一環。生徒は同社社員の助言を受けながら1年間活動し、19日に校内で3作品をお披露目した。

 プロジェクト実行委員長の高橋来夢さん(17)は「ファッションの枠を超え、社会問題への考えを深められた。制服の形にするのは大変だったが、良い経験になった」と話した。

 生徒が考案したデザインは、菅公学生服が商品として各学校に提案するという。19年度は新2年生が新たなテーマに取り組む。

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