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Googleの新ゲームサービス「Stadia」まとめ:これは歴史に残るぞ

3/20(水) 19:10配信

ギズモード・ジャパン

新時代の幕開けとともに、新世界が広がり始めた。

Googleがやっちまいました。ゲーム業界の革命です。GDC(ゲーム開発者カンファレンス)で発表した新ゲーム・ストリーミング・サービス「Stadia」は、すべてを塗り替えるポテンシャルを秘めています。それもそのはず。Googleは持てるパワーとテクノロジーのすべてを投入してきたのだから、なにかが変わるのは絶対。いや、すべてが変わるやも知れません。

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消費者向けの情報はこちらの記事にスッキリまとめています。一方この記事では、そのディテールとスゴさ、そしてGoogleの見据えているであろう未来を探ります。

大きな船。果たしてどれほどのゲームデベロッパー達が乗船するのでしょうか。というか、どこが乗り遅れる?

ゲーム・ストリーミングのおさらい

あるゲームをプレイしたいとき、ハードウェアが大きな枷となる場合があります。対応している端末をもっているかどうか、または持っている端末のスペックは十分に高いか、などですね。これを一挙に解決するのが、ゲーム・ストリーミングというサービス。

ゲームにありがちな負荷の高い処理を大きなサーバー群に任せて、そのプレイ画面だけを動画のように自分の端末にストリームしながらゲームをプレイすることで、ハードウェア面での問題の多くをサーバー側が解決できるという寸法です。これは別段新しいものではなく、海外ではすでにShadowやVortexといったサービスが運用されていました。

でもGoogleの強みは、なんといってもそのスケール! 200カ国以上に7500以上のクラウドの端っこ(エッジ)を走らせているので、やろうと思えば世界中の多くの人々に低遅延で高クオリティーのゲーミング体験を提供できちゃうんです。これはゲーム開発者にとって、それだけ市場が大きい=魅力があるということ。乗船者が増えそうな予感がしますよね。ちなみにローンチ当初は4K HDR 60fpsでプレイできるそう。

そして、ゲームプレイまでのお手軽さがエグい。まず対応ハードウェアがとても多く……Windows、macOS、Linux、Chrome OSなどのパソコンOSではGoogle Chromeブラウザーを通じて遊べて、Chromecast Ultraを挿せばテレビでもプレイできます。もちろんPixel Slateなどのタブレットや、Pixel 3といったスマホもOK。端末のスペックは気にせずよし。

リンクを踏めば最速5秒でゲームが起動して、ゲーム自体のダウンロードもアップデートも一切なし。しかもどんなゲーム画面であろうと、こっちの端末からあっちの端末に一瞬でプレイを移行できちゃうという利便性。ここまできたクロス端末プレイを目の当たりにすると、手持ちモードと据え置きモードの2択しかないSwitchが懐かしく感じてしまいますね。

一応Googleから専用コントローラー「Stadia Controller」も発表されていて、特徴としてはWi-Fi接続だというところ。そのままGoogleのサーバーに繋がることで、クライアント端末を経由すると発生するラグを削れるみたい。もちろん、すでに持っているコントローラーや、キーボード・マウスも使えます。

要するに、Googleは「うちのクラウドでゲーム処理をやるから、みんなお手軽にプレイしなよ」と言いたいんです。

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