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グーグル、ゲーム市場に本格参入-クラウドで高価なゲーム機不要に

3/20(水) 7:30配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米グーグルは1800億ドル(約20兆円)規模のゲーム市場に本格参入する。同社はサンフランシスコで開催中のゲーム開発者向けイベント「GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)」で、新ゲーム事業「スタディア」を発表した。

スタディアのストリーミング・プラットフォームは、高価なゲーム機やパソコン(PC)を買わなくてもネット経由でゲームを楽しめるほか、開発業者も新たなゲームを制作することができる。グーグルは独自のゲーム専用コントローラーも投入し、これを利用すればPCやスマホもゲーム機のように使える。19日の米株式市場でグーグルの親会社アルファベットの株価終値は1.2%高となった。

グーグルは既に、モバイル向けゲームマーケットとして有数の人気を誇るアンドロイド・アップストアを通じてゲーム業界でも強い存在感を示している。しかし、巨大なeスポーツ業界を生み出したコアなゲーム市場ではソニーの「プレイステーション(PS)4」やマイクロソフトの「Xbox(エックスボックス)」のようなゲーム機が依然主流で、グーグルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブック、アップルはまだ脇役に甘んじている。

ピチャイ最高経営責任者(CEO)は同イベントで、「人がテクノロジーに適応するのではなく、テクノロジーが人に適応すべきだ」と発言。「われわれは誰もがテクノロジーを利用できるようにすることに真剣に取り組んでいる」と述べた。

グーグルによると、新サービスは年内に開始する計画。利用料金は明らかにせず、同社の他事業の大半のように広告収入によって運営するかどうかについても言及を避けた。

原題:Google Pushes Into Video Games Industry With Stadia Service (2)(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Gerrit De Vynck, Mark Bergen

最終更新:3/20(水) 8:21
Bloomberg

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