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早見沙織&花守ゆみり「エガオノダイカ」ヒロイン演じる2人に“他己紹介ゲーム”で親交を深めてもらった【インタビュー】

3/21(木) 12:30配信

アニメ!アニメ!

2019年1月より放送中のTVアニメ『エガオノダイカ』。タツノコプロ創立55周年を記念したオリジナルアニメである本作は、12歳の王女ユウキと17歳の軍人ステラという、全く異なる立場に生きる2人の“笑顔”が重なるまでを描く物語だ。

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アニメ!アニメ!では、ユウキ・ソレイユ役の花守ゆみりさん、ステラ・シャイニング役の早見沙織さんにインタビュー。ヒロインを演じるおふたりに、役作りやアフレコ時の様子、そして作品に絡めてパーソナルな部分のお話までを伺った。

またインタビュー後半では、作中で意外と接点の少ないヒロインふたりにちなんでゲームを実施。
花守さんと早見さんが互いのことをどれだけ知っているかを明らかにし、互いのことをより深く知ってもらうべく”他己紹介ゲーム”を行った。敗者に科したちょっぴり恥ずかしい罰ゲームの行方まで見守ってほしい。
[取材・構成=umi]

『エガオノダイカ』


■ユウキとステラと同じで、アフレコ環境も対照的?
――本作のシナリオや台本を読んだときのご感想を教えてください。

花守ゆみりさん(以下、花守)
オーディションの段階で、ユウキのセリフには前向きなものが多かったので、きっとこの子が国を引っ張って、笑顔の最終回に向け王女として奮闘するんだろうなと思っていました。

オーディション時のディレクションでも、音響監督のたなかかずやさんから「もうこの子の笑顔でみんなが安心するんで。あなたは本当に明るく真っ直ぐでいてください」と言われていたので、きっとユウキが世界を救うんだろうなと思い込んでいました。
でもいざアフレコが始まってみると、思った以上にユウキは力を持っておらず、現実を突きつけられるシーンが多くて、そのギャップに驚きました。

――現実を突きつけられるといえば、2話でヨシュアが死んでしまいましたね……。

花守
絶対死なないと思っていました。実際にオーディションでユウキのセリフの中には「ヨシュア!」と叫ぶセリフがあったんですけど、「あ、死んじゃうんだ。ピンチじゃなくて亡くなっちゃうんだ……」と衝撃を受けました。
そこから良くない流れになっていきますが、こういう苦難を乗り越え、王女として成長していくんだなと覚悟をした2話でしたね。


早見沙織さん(以下、早見)
花守さんのお話を伺っていて、オーディションのときからステラとユウキは対照的だったんだなと思いました。
オーディション時、かずやさんのディレクションで印象に残っているのが「ここはステラが誰かを救うんじゃなくて傷の舐め合いをしてください」と言われたことです。「そんなディレクションがあるんだ!? オーディションで!」と思いました。

――オーディションの段階から細かい指示があったんですね。

早見
「自分が希望の道を切り開いて行くというよりは、つらい者同士で集まって、私たちつらいよねって言い合っていられる心地いい空間にいてください」と細かくディレクションをいただいたので、私もお芝居の方向性をガラッと変えながら作っていきました。
アフレコが始まる前にはステラが孤児になった経緯などが書かれた資料をいただいたんですが、逆にアフレコが始まってからは、私たちに与えられる情報は少なかったです。現場は、敢えての秘密主義だったんです。「与えられた情報のなかで役づくりを」という意図なんだと思いました。
後半ではゲイルにいろんなことが起こるのですが、(ゲイル役の)松山鷹志さんだけ呼び出されて、私たちには何も知らされないということもありました。王国のことももちろん何も知らず、本当にただ戦いの場にいるような感覚でした。

――秘密もギャップもあり、先が見えない収録状況はキャラクターたちの置かれている立場と似ていますね。

花守
環境づくり完璧でした!

早見
ほんと環境づくりすごいですよね!


■真逆の流れで構成されていくキャラクター 纏うユウキと脱ぐステラ
――役作りとして、王女や兵士などご自身が経験できない部分はどこから生み出しているのですか?

花守
ユウキは王女ですがそれ以前に、みんなに大切に育てられたひとりの無垢な女の子だということを大切にしています。
ユウキは民の前では自分のことを「わたくし」と言って、威厳のある言葉遣いになるのですが、レイラさんやヨシュアの前になると“普通の女の子”に戻ります。
そのギャップを、ひとりの女の子という軸を大切にしながら演じています。

残酷な現実を見て、少しずつ色づくように成長していく。軸はブレさせずに変化を重ねて、王女として強くなっていく様子を12話まで演じたいです。

早見
ステラはユウキとは逆で、軍人から始まってひとりの“普通の女の子”に戻っていきます。
ふたりの変化の流れが逆だからかけ合わせがすごく面白いなと思います。

ステラは、家族のような仲間たちの影響でどんどん変わっていく、変わろうっていうよりも変わってしまっている。そういう、軍人としての一面を少しずつ脱いでいく、ひとりの人間の成長を意識して演じています。


――他人に本心を見せず、普段は軍人としての顔しか見せないステラですが、早見さんご自身はいかがですか?

早見
え、どうだろう!
みんなそうかもしれませんが、仕事場では「ちゃんとするぞ!」とお仕事モードになるし、家ではグダグダしているときもあるし。
ステラみたいに常にきっちり軍人モードでいつも生きているわけではないです。(笑)

花守
(ボソッと)かわいい。

早見
花守さんはとても真面目なイメージがあるんですよ。
アフレコ現場でもあんまり会えなかったからイメージだけ先行しています。

花守
私は、けっこう現場のメンバーごとに自分の立ち位置を変えています。『エガオノダイカ』の現場では王女役ということで「何も知らなくていい。自分の思うように進みなさい」と言われていたから、休憩のときもほかのキャストの皆さんと自由にお話させて頂いていました。
違う現場だと役柄によっては、お話を聞くけど自分からは積極的に話さないときもあって、自分でも「あれ、今わたし壁つくってるかな?」と思う瞬間もあります。

基本その現場に合った人間でありたいです。
でも家族やマネージャーさんと話してるときはすごく言葉遣いが汚い(笑)。

早見
えー! その面は全然見たことないから見たいです(笑)。

→次のページ:大人になるってどういうこと? 「自分の言葉に責任を持ちたい」(花守)


■大人になるってどういうこと? 「自分の言葉に責任を持ちたい」(花守)
――このヒロインはふたりとも若いながらに王女・軍人として活躍していますが、花守さんも早見さんも若い頃からお仕事されていますよね。子どもと大人の区切りみたいなものを感じたことはありますか?

花守
最初は、声優がどういうお仕事なのかもわかっていないところからはじまったので、周りの大人に言われることが最善なんだと思いながらお仕事していました。

でもいろんな現場に行き、先輩方の背中を見て学んだことは、他人に言われるがままにやるのではなく、自分の意思を持ってやるということです。
自分の言葉に責任を持って行動し、自分のやりたいことに伴って起こる嫌なことには「きちんと耐えるぞ!」というふうに変わっていきました。


早見
それは成長ですよね。

花守
そうですかね? わがままになっただけかもしれませんが……成長であるなら嬉しいです!

早見
確かにそう言われてみると、私も中学生くらいでお仕事していたときに、働くというイメージはあまりなかったですね。
養成所にいた頃も、まわりは同級生が多く習い事の感覚に近かったので、それで「次、現場に出ます!」と言われても、突然切り替えるのは難しくて……。
いざ現場に出てみると、周りの方々みんなが大人に見えました。大人は自分と違う、という感覚がけっこう長く続きました。


■周りによって変化していくキャラクターたちを見て
――アニメ終盤に向けての盛り上がりどころや、今後注目してほしいポイントをお願いします。


花守
ユウキは、守りたいものと守れるもののギャップをどうやって埋めるのか、どっちに自分を持っていくのかという選択を迫られます。
選択していくなかで周りの人たちの言葉を聞き、王女はどうあるべきかを見つめ直すことになっていきます。
より一層ユウキがひとりの女の子から王女として成長していく場面が見えると思うので、そこを楽しみに見守っていただけると嬉しいです。


早見
後半にかけて、上官のゲイルがキーパーソンになってきます。彼の存在をはじめとして部隊もステラもどんどん変わっていくので、そこにまず注目していただきたいです。

また、笑顔はステラにとって防護服みたいなところがあったのですが、中盤以降、今までは笑顔でやり過ごしていた場面で笑えなくなったり、笑顔以外のいろんな感情が発露するシーンが多くなります。
そういう部分で、「ステラって本当はどんな人なのかな?」と考えながら見ていただければと思います。

→次のページ:お互いのことをどこまで知ってる? 他己紹介ゲームコーナー


■お互いのことをどこまで知ってる? 他己紹介ゲームコーナー
――物語の前半では、ユウキとステラの接点はまだ少ないですよね。アフレコ現場でもあまり会わなかったというおふたりは、お互いのことをどれだけ知っているのでしょうか? ということで“他己紹介ゲーム”でおふたりをもっと深掘りしたいと思います!

花守・早見
いえーい!

花守
それで、どういうゲームなんですか?

――編集部からの質問に、相手になったつもりで考えて、回答していただきます。早見さんは花守さんになったつもりで、花守さんは早見さんになったつもりで「この人ならどう答えるか?」と推測して他己紹介していただきます。紹介されたほうが正解か不正解をジャッジし、その数を競います。
今回お答えいただく質問はこちら。
1.血液型は? 2.犬派?猫派? 3.自身の長所は? 4.『エガオノダイカ』の中で好きなキャラは誰? 5.最近のマイブームは?
それではお書きください。

早見
んー、難しい……花守さんひとつ質問いいですか。休日は外に出ることが多いですか?

花守
うーん、家から出ますけど屋内にいることが多いです!

早見
なるほど……。

(真剣に回答を考える早見さんと花守さん)


花守
これ、けっこうわからないですね…。


(スタートから約10分後)

早見
……できました!

花守
早い! ちょっと待ってください!

(さらに5分後)

花守
ふー……できました!

――ありがとうございます! それでは始めましょう。第一問「血液型は?」まず早見さん、花守さんの血液型は?

早見
A型だと思いました!

――花守さん、正解は……。

花守
残念、違います! 私はO型です。

早見
あー! A型かO型かで迷ったので悔しい……。

――では花守さん、早見さんは何型だと思いますか?

花守
O型だと思いました!

早見
ざんねん、AB型です。

花守
あー、AB型かO型かで悩んだんですけど……。

早見
でも、お互い二択までは合ってましたね!


――この勝負、引き分けです! では第二問。「犬派?猫派?」まず早見さん、お願いします。

早見
犬! 

花守
わたし、ワンちゃんを飼っているので、あたりです!

――おめでとうございます! では花守さんの回答は?

花守
「何派というのはなく、生き物は全て平等に愛されている女神さまなんです」と、早見さんは答えるはず!


早見
なにその回答! これだったらなんでも正解になるよ!(笑)

花守
犬も猫も好きそうなので!

早見
でも実際、この質問を見て「どっちも好きだ」と思ってしまったんです……。不覚にも核心を突かれてしまった感じ(笑)。

――なるほど、これは両者正解ですね! では次。「自身の長所は?」まず早見さん。


早見
花守さんは笑顔が可愛い。
そして熱心なところ。アフレコ現場で監督とかとお話されてるのを見ます。
あと、よく考えてそう。これもアフレコ現場で台本の読み込みをしてるのを見るから。
あと活発だけど真面目っていう……。

花守
いっぱい書くのずるいですよ~!(笑)

早見
どれか当たっているはず(笑)。

――花守さん、このなかに正解はありますか?

花守
ん~……これ自分で正解とか不正解と言うの恥ずかしくないですか?(笑)
でも早見さんがそうおっしゃるなら……。

早見
これ正解ですよ。だって、私が見てきた事実だから!

花守
なるほどそうか……。んー、早見さんがおっしゃるなら正解です!

――(笑)。では花守さん、早見さんの長所は?


花守
声で人の心を清めることができる女神さま!

早見
これはちょっと恥ずかしいです……(苦笑)。

花守
たぶん、これ見てくださってる方みんな同意しますよ!

早見
いやいや、そんなことないです!

花守
女神さま。ここ大事。

早見
恥ずかしいです、こんなの!(笑)

――早見さん、正解はいかがでしょうか?

花守
早見さんに聞くまでもなく、私がそう思ってるので正解です!
そして、ぜひ次から「声で人の心を清めることができます」と言ってください!

早見
自分で言っちゃうの? 恥ずかしすぎる……(笑)。
でもそう言ってもらえると自信になりますね。自分では言えませんけど……(笑)。

――これも両者正解ということで(笑)。次に参ります。
 

→次のページ:第4問「『エガオノダイカ』の中で好きなキャラは誰?」


――では、第4問「『エガオノダイカ』の中で好きなキャラは誰?」早見さんからお答えください。

早見
レイラさん。

花守
一緒に声を当てていたメンバーとして、お母さんと同じくらいレイラさんのことが大好きなので、正解です!

――続いて、花守さんお願いします。

花守
「一人と言われると……皆とても素敵なキャラクターなので難しいですね……でも、強いて言うならゲイルさんです」と予想。


早見
ずるいぞ! だんだんずるく思えてきた!(笑)
でもなんでかな、けっこう当たってるんだよな……。

花守
これ、けっこう自信あります。

早見
これ私、インタビューなどでよく言ってますね……。「どのキャラクターもすごく魅力的で決めづらいんですけど強いて言うなら……」とめっちゃ言ってる(笑)。
でも実際にゲイルさんはすごく好きです。みんなのお父さんなので。

――おふたりとも正解ですね。ここまで同点ですが、いよいよ次は最終決戦です! 「最近のマイブームは?」

早見
映画と展望台。

花守
オフの日に都心から少し離れて小旅行。

早見
あー、これは違いまーす! 

花守
えー! 残念……。

早見
わたし、当たってますか?
さっき休日外出するかどうか聞いて、「家から出るけど屋内にいることが多い」と答えていたので、それをもとに予想してみました!

花守
悔しいけど……片方当たってます。映画館によく行きます……。

――勝負ありましたね。このゲーム、早見さんの勝ちです!

早見
やったあ!


花守
ちなみに早見さんのマイブームは何ですか?

早見
今は、お笑いを見に行くことです!

花守
えー! そのギャップが素敵!

早見
舞台や音楽も好きなのでライブも行きます。花守さんのマイブームもうひとつはなんですか?

花守
舞台です!

早見
あ、けっこう私と近いですね。一緒にお出かけできそう。

花守
今度お笑いのライブとか、よかったら誘ってください……!

早見
ぜひ! 舞台も一緒に行きましょう!

――おふたりの仲が深まったところではありますが、ここで罰ゲームのお時間です。花守さん、今回出た「自身の長所」を今後、自己紹介する機会があれば率先して使ってくださいね。ということで、実際にこの場で「自身の長所」を自ら声高に言っていただきます!

花守
もー、自分で言うのはおかしいでしょ!

早見
わたし、いっぱい挙げましたからがんばってください!

花守
恥ずかしいです、こんなの~!(泣)

早見
さあさあ!

花守
……えー、わたしは、笑顔がかわいい……熱心で、よく考え、活発でまじめです!

早見
はい、よく言えました!

花守
恥ずかしかった~(泣)。
もー、早見さんもわたしがあげた「声で人の心を清める」をぜひ使ってくださいね!!

花守さん、今後の自己紹介を楽しみにしています!(編集部)

アニメ!アニメ! umi

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