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48歳フューリック、1分の即席レッスンでアームロックに開眼

3/21(木) 13:53配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

ツアー26年目、48歳のジム・フューリックが地元ファンの声援を受けて「ザ・プレーヤース選手権」で健闘した。ベテランらしい粘りのゴルフを展開し、優勝したロリー・マキロイ(北アイルランド)とは1打差の単独2位。今シーズンは「フェデックスカップランク126-150位」の準シード枠での参戦だが、今回の単独2位で賞金135万ドル(1億5000万円)と、フェデックスカップポイント330点を獲得し、来シーズンのフルシード復帰を確実なものとした(昨年の125位は377点、フューリックは現在564点)。

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好プレーを支えたのは「アームロックスタイル」のパッティングだ。これは、パターを左腕に固定してストロークする方法で、米ツアーではマット・クーチャーやスチュワート・シンクが長年採用して好成績を収めている。ここ数年ではブライソン・デシャンボー、ウェブ・シンプソン、キーガン・ブラッドリーなどが同じパッティングスタイルで優勝し、最近はシャール・シュワルツェル(南アフリカ)やバッバ・ワトソン、ジェイソン・ダフナーなどメジャーチャンピオンまでが実践して、使用率が上がってきている。

大会終了後の記者会見で、フューリックは新しいパッティングスタイルに変えるまでの経緯について言及した。

「過去5年間のパッティングデータを分析すると、まったくダメではないけれど、決して良いとは言えなかった。5フィート(約1.5メートル)以内は問題ない。向上しないといけなかったのは、8フィート(約2.4メートル)から20フィート(約6メートル)。“惜しい”という感じでもなかったし、昨年末の『RSMクラシック』でパットがひどく不調だったので、オフシーズンにアームロックの中尺をいろいろ試した。まずはパター選びから始めたけど、普通のパターを長くしたり、ロフトを増やしたりすると、(ソールの座りが悪く)フェースが左を向いてしまうなどしてダメだった」。

その時点ではアームロックスタイルを断念したが、大きな転機が訪れたのは3週間前の「ホンダクラシック」だったという。

「オデッセイのツアー担当に、長さや構え方などいろいろな質問をしてパターを作ってもらって少しはしっくりきたけれど、いきなり試合で使うレベルではなかった。するとその時、(アームロック実践者の)ウェブ・シンプソンがたまたまパッティンググリーンに来た。指導してくれないかと相談するとたった1分間で2つの注意点を教えてくれた。ひとつはパターの打ち方と、もう一つは左手の握り方。グリップの握り方は大きく分けると2種類あって、デシャンボーやシンクの握り方と、クーチャーとシンプソンの握り方は異なると教えてくれた」。

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