ここから本文です

かけがえのない重要人物を喪ったF1……完全な”代役”はいないとメルセデス代表

3/21(木) 16:23配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、2019シーズンの開幕直前に亡くなったチャーリー・ホワイティングの役割は、誰かが完全に引き継げるようなものではないと考えている。

【動画】2019年F1開幕戦オーストラリアGPハイライト動画

 オーストラリアGPの走行開始を翌日に控えた、3月14日(木)に肺塞栓症で亡くなったホワイティングは、これまでF1レースディレクターとして重要な役割を果たしてきた。技術的な問題や安全性に関する手続きを隅々まで把握し、レースの常任スターターを務めてきた彼は、F1のレース運営において欠かすことのできない人物だった。

 FIAはオーストラリアGPを彼なしで乗り切るため、今年F2とF3でレースディレクターを務める予定だったミハエル・マシを、暫定的にF1レースディレクターに任命した。

 現在、FIAはホワイティングの後任について、長期的なプランを立てようとしているが、ウルフはホワイティングがやっていたことすべてをカバーするのは難しいと語った。

「私は、チャーリーの役割を埋めるのは不可能だと思う」

「グリッドでの集合写真と(ホワイティングに捧げる)黙祷に向かう道すがら、私はロス・ブラウンと話をした。彼らは、チャーリーがどれだけのことをしていたか、まさに理解したところだと言っていた」

「その中には危険な位置にいるカメラなど、些細なことも含まれている。それが、ロスが私に挙げた例だ。たくさんの仕事があるんだ。(今回)レース中にレースディレクターから何も指示はなかった」

「間違いなく、将来的に難しい決断が下されるだろう。誰かがチャーリーの後を継ぐのは不可能だと思う。だが、その仕事を引き受ける人物が誰であれ、我々はそれをサポートする必要がある」

 現在、レースディレクターを務めているマシが、短期間その役割を続けるのか、あるいはFIAが他の誰かを探すかのかは不透明な状態だ。

 FIA会長のジャン・トッドはオーストラリアGPの週末に、どのように前進していくべきか、F1チームも含めて協議をする必要があると述べた。

Jonathan Noble

最終更新:3/21(木) 16:27
motorsport.com 日本版

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事