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メルセデスF1、オーストラリアGPで破損したハミルトン車のフロア画像を公開。縁石との接触が原因か?

3/21(木) 20:23配信

motorsport.com 日本版

 昨年王者のルイス・ハミルトン(メルセデス)は、2019年の開幕戦オーストラリアGPを2位でフィニッシュした。しかし、チームメイトのバルテリ・ボッタスが快調に飛ばしていくのについていけず、大差をつけられることとなった。

【動画】2019年F1開幕戦オーストラリアGPハイライト動画

 ハミルトンのペースが上がらなかった理由は、マシンのフロアに損傷があったためだと言われている。事実、ハミルトン車の左リヤタイヤ前のフロアが欠けており、この影響で必要なダウンフォースを失ったと考えられる。

 メルセデスは、フロアにダメージがあったにも関わらず、チェッカーまでポジションを守り抜いたハミルトンの走りを「素晴らしい仕事」と称えると共に、破損したフロアの写真を公開した。

 このフロアは当初、レース4周目にコース上に落ちていたデブリの直撃を受けたものと考えられていた。しかしチームは、縁石に接触したことでフロアが壊れたと考えている。

「レース後にルイスのマシンを点検した際に、タイヤのシールエリアと呼ばれる部分に、損傷があることに気づいた」

 メルセデスの戦略を担当するジェームス・ボウルズは、メルセデスが公開したビデオでそう語った。

「このフロアの写真を見れば、リヤタイヤ直前のエリアに、カーボンが壊れた部分があることが分かる」

「このエリアは、空力的に非常に敏感な部分だ。ダウンフォースとマシンバランスの両方に影響を及ぼすのだ。我々は、いくつかの縁石を乗り越えたことで、それが破損したと考えている」

 ボウルズ曰く、ハミルトンがセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のアンダーカットを阻止するために早めにピットインを行い、ミディアムタイヤで長い距離を走らなければならなかったことが、マシンバランスへの悪影響を加速させたという。

「ルイスはベッテルのアンダーカットを阻止するため、ミディアムタイヤで長いスティントを走らなければいけなかった。そのため、彼はそのタイヤをかなり大事にマネジメントしなければならず、彼のペースを妨げることになった」

「フロアの損傷がそれにさらに悪影響を及ぼしただろう。マシンのリヤエンドが、通常よりも不安定になる原因となったはずだ。それでも、ルイスはマシンを最後まで走らせるという素晴らしい仕事をした」

 ハミルトンは、フロアのダメージによる影響で、ボッタスと戦うチャンスを失うことになった。とはいえボウルズは、ボッタスの完璧なパフォーマンスは称賛すべきだと語る。

「バルテリはその週末、ずっと素晴らしい仕事をしていた」

 そうボウルズは語る。

「彼が予選でポールポジションを争ったのを、皆さんもご覧になっていただろう。そして、ルイスが最後のアタックで本当に信じられないようなアタックをしたため、先行したに過ぎない」

「レースでは、バルテリが完璧なスタートを決めた。そして、レースの主導権を握ることができた。彼は1周ごとに、後ろを走るプレイヤーたちに対して、わずかな差を築いていったんだ」

Jonathan Noble

最終更新:3/21(木) 20:23
motorsport.com 日本版

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